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「マレーシアの首都、クアラルンプール(KL)でごはん、どこに行けばいいの?」
そんな疑問を持つ方へ。この記事では、マレーシア旅行時に安心して行けるレストランを3つに絞ってご紹介します。どれも筆者が5月に実際に訪れたお店で、さらに現地在住者にお墨付きをいただいたお店です!
家族が長年隣の国シンガポールに住んでいたこともあり、マレーシアにはときどき足を運んでいました。
そんな私のおすすめ3選です。
初めてでも入りやすく、料理のクオリティも文句なし。旅のプランにぜひ加えてください!
マレーシアの食文化について豆知識
マレーシアは、多民族国家ならではの豊かな食文化を持つ国です。主にマレー系・中華系・インド系という3つの主要民族が共存しており、それぞれの文化が食にも色濃く反映されています。
ただ一方で、「マレーシアに行く!」と友人に話してもご飯は何が美味しいの?と聞かれることが多々。
多文化ゆえ、ぱっとマレーシア=○○料理!というのがあまり出てこないのかもしれません。
例えば、マレー系料理では「ナシレマッ(Nasi Lemak)」が国民的料理として知られ、ココナッツミルクで炊いたご飯に、サンバル(辛味調味料)、揚げ小魚、ピーナッツ、ゆで卵、きゅうりなどを添えていただきます。
中華系料理では福建料理や広東料理などが基になっており、炒飯、肉骨茶(バクテー)といったメニューが一般的。バクテーは薬膳スープで豚肉を煮込んだ料理で、滋養強壮にも良いとされ、地元でも人気があります。
インド系料理では、バナナの葉に載せて提供される「バナナリーフカレー」や、「ロティ・チャナイ(Roti Canai)」というインド風の薄いパンが代表的です。ロティは朝食や軽食として屋台で手軽に食べられ、地元の人々の日常に溶け込んでいます。
また、ハラル(イスラム教の戒律に基づく食)文化も非常に重要です。マレー系住民の多くはイスラム教徒であるため、豚肉やアルコールを避け、ハラル認証のある飲食店が多く存在します。一方、中華系・インド系のレストランではそれに該当しない料理も提供されており、「多様な宗教と文化の共存」がそのまま食の選択肢に反映されているのがマレーシアの大きな魅力です。
今回は、マレー系料理・中華系料理・インド系料理をご紹介します。
マレー系料理:おしゃれな雰囲気で夕食にぴったり!RESTAURANT Bijan

ペトロナスツインタワーから車で10分ほどのところに佇む、【Bijan Bar&Restaurant】。
少し静かなエリアにある戸建てのレストランでおしゃれな雰囲気のなか、マレーシア料理を楽しめるお店です。
マレーシアではお酒を取り扱っていないお店も多いなか、こちらはお酒の種類も比較的豊富です。
店内の座席数は多いですが、Google mapから予約もできるので、事前予約が安心かもしれません。

店内は壁に色鮮やかなお花が描かれていたり、素敵なシーリングライトがついていたり、店内を見ているだけでも楽しめます。

今回注文したメニューは、
・グリルされたイカにサンバルヒジャウという青唐辛子をベースにしたソースがかかったもの
・エビ入りのナシゴレン(焼き飯)にチキンソテーとフィッシュクラッカー
思ったより量が多かったですが、どれも繊細な味でとても美味しいです。
日本人にとっても食べやすいマレーシア料理の味付けな気がします。
インド系料理:テラスで快適!大満足のFrangipaani
KLセントラル駅から車で15分。複数レストランが入居する建物の上の階にあります。
このエリアは戸建ての多い閑静な高級住宅街ということで、KLとはまた違った雰囲気なエリアであることも好きな点です。
KLのローカルなレストランと比べるとこちらは高級インドカレー屋といったところかもしれません。
値段のお手軽感はないかもしれませんが、美味しい料理を素敵な雰囲気で堪能したい!という方にオススメです。

テラス席はこんな感じ。大型扇風機もあり、屋根もついているのでテラス席でも快適でした。
今回注文したのは、
・チキンカレー
・ほうれん草カレー
・チーズナン
・ラム・シーク・ケバブというラム肉の串焼き
追加でDal khichdiと呼ばれる豆とナッツのインド風リゾットを注文。
大人2人、ランチで利用しましたが、だいぶお腹いっぱいになりました。
またマンゴーラッシーも濃厚で美味しいです!
中華系料理:早起きして飲茶を!Bunn Choon Restaurant

KLセントラル駅から車で10分弱。Shophouseと呼ばれる店舗と住宅が融合した2階建ての伝統建築が立ち並ぶエリアにある、飲茶屋さんです。
朝からとても混むと聞いていましたが8時半に朝食で伺うと並ぶことなく入ることが出来ました。2階もお席があるので、店内のお客さんの回転は速そうです。またお隣のレストランがとーっても混んでいるので、訪問時はゾッとしましたが、隣だと気づいて一安心(笑)
注文はQRを読み込み、オンラインです。
お手軽価格で美味しい飲茶・点心を楽しめるローカルレストランです!

店内はこんな感じ。朝から家族ずれも多く、にぎやかです。
今回注文したのは、
・Mince Pork Dry Noodle 平らな麺の混ぜそば。朝でも食べやすかったです。 (RM11=約380円)
・エビシュウマイ (RM8.5=約300円)
・エッグタルト (RM2.9=約100円)
・ミルクティー (RM3.9=約130円)
・Bamboo Cane Carrot Tea サトウキビと人参を使ったマレーシアのリフレッシュドリンク。 (RM4.9=約170円)

定番のエビシュウマイ!
最後に
次の夏休みは、豊かな食文化を味わいにマレーシア・クアラルンプール(KL)へ出かけてみませんか?
マレー料理・中華料理・インド料理など、さまざまな食文化を一度に楽しめるのも、KLならではの魅力です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
Reine