こんにちは。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。バイラーズの上野です。
今回は #読書部 の投稿で ‟人生観が変わった一冊” を紹介します。
自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義
著者:ブライアン・R・リトル
訳 :児島 修
大和書房 定価1,600円+税
2016年7月1日 第1刷発行
本当の自分はどんな性格なんだろう、と思ったことはありますか?
特に就活生時代など、誰もが自分のパーソナリティについて一度は考えたことがあると思います。私は本当の自分が良く分からない時期があってネットにある自己分析テストや占いなど色々試してみましたが、なんだか腑に落ちない気持ちがありました。
そんなモヤモヤがすっと無くなって、納得できたのがこちらの一冊です。
著者は3年連続ハーバード卒業生から人気教授に選出されているブライアン・R・リトル教授で、本の内容もユーモアに溢れとても面白いです!
本の内容は、自分を理解すること、他者を理解すること、また自分を理解して幸福を築くことについて書かれています。特に私は “自分を理解すること” について多くの気付きがありました。作中にパーソナリティ特性の検査ができるテストが載っているのですが、著者はその章の最後には「テストのスコアを深刻に受け止めてはいけない」とまとめています。
“人はもっと自由な存在だと信じています。キャラクターの外に出て行動し変化する特性を使い分けることで、人は大切なプロジェクトを進めることができ、更なる幸福を追求することができるのです。”
私は作中のこの言葉がお気に入りです。人は一つのテストでは測れない自由で多面的な存在だと、また大切なもののために自分を変化させる(例えば恋人や仕事の為に、内向的な自分が外交的に振る舞うなど)特性を持っていると書かれています。
今まであまりにも多面的で何にも該当しない自分が謎でしたが、やっと多面的で良いと認められた気がして心が軽くなりました。1つのテストや枠組みに捕らわれず、自分の新しい一面を見つけたら理解して受け入れてあげたいな、と思います。
ブライアン・R・リトル教授の
「自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義」をご紹介させていただきました。
自分のパーソナリティを客観的に判断することができると、他者のパーソナリティについての理解も深まります。職場や恋愛などの人間関係にお悩みがある方は一読する価値があると思います。
是非皆様も手に取ってみてください😊