こんにちは!
スーパーバイラーズの渡邊りりあです。
エンタメ好きの私が、音楽や映画、推し活、実際に足を運んだ舞台などなど、色々なジャンルのエンタメ情報をお届けする『エンタメノススメ』シリーズ。
今回は、いま私が一番ハマっている作品「薬屋のひとりごと」の展示イベントをピックアップ!
少し時間が経ってしまいましたが、松屋銀座イベントスクエアで2025年4月14日まで開催された、東京会場の様子をお届けします。
TVアニメ「薬屋のひとりごと展」

「茘(リー)」という国の後宮を舞台に、薬屋の少女で主人公の猫猫(マオマオ)が、官・壬氏(ジンシ)と共に様々な事件を解決していく謎解きエンターテインメント『薬屋のひとりごと』。
シリーズ累計発行部数は3800万部を突破し、原作小説をはじめ、漫画が2種類発売されていることでも話題です。2023年10月には待望のアニメ第1期が放送され、現在第2期が放送されています。
個人的に、いま一番どはまりしている作品です。
(マンガもアニメも、もちろん原作小説も持っているほど)
今回はTVアニメ『薬屋のひとりごと』初の展示イベントということもあり、ファンとして心待ちにしていました……!
今回は、私が訪れた東京会場の様子を、感想と共にレポートしていきたいと思います。
※東京と福岡は終了していますが、新潟・静岡・大阪・石川と全国に巡回します
TVアニメ『薬屋のひとりごと』展

エントランスでは、今回の企画展描き下ろしのキービジュアルパネルが。物語に入り込むような門の装飾も印象的でした。
展示会場に入る前に、有料の音声ガイド(800円)を購入しました!
猫猫と壬氏の掛け合いを楽しめるガイドは、完全オリジナルストーリーの撮り下ろし。展示を更に楽しめる内容でしたので、ファンの方は入館前にぜひチェックしてみてください。
入場者特典

入場者特典のクリアカードは、全10種類からランダムで1枚もらえます。
どの絵柄が出るかはお楽しみ。(私は高順でした!)
キャラクター紹介展示

エントランスを抜けると、猫猫や壬氏をはじめとした"薬屋"の世界のキャラクター紹介がずらりと並びます。
何度も読んで見てよーく知っているのに、展示となると、つい1つ1つじっくり見入ってしまいます……
アニメは色彩豊かで、どのキャラクターもビジュアルが美しく華やかなのも素敵です。
初公開の原画や絵コンテ
キャラクター紹介展示で特におすすめなのが、本展初公開となる貴重な原画や絵コンテ。
これはアニメならではだなぁと思ったのですが、コマ毎の表情の違いやひとつの衣装を違った角度から見られるのも興味深いです。
みんな大好き、壬氏さま。
たとえ頼りない時も、ふざけている時も、ずっとかっこ良いところがずるいんですよね・・・
原画も非常に美しく、特に猫猫とのシーンの画は近くで見入ってしまいました。
(好きなシーンは選べないほどあります。)
薬屋世界に浸れるフォトスポット

薬屋の世界感に浸れるフォトスポットも複数ありました。これは、あの毒見のシーン…!!
フォトスポットの横には、アニメの印象的なシーンの原画もあり、セットで見ると更に楽しめます◎
もう1つ印象的だったのがこちら。猫猫が園遊会でもらったかんざしたちです。
個人的には李白推しなので、李白からもらったかんざしを。玉葉妃のネックレスも可愛らしい配色ですね。
隣には、壬氏さまのかんざしもしっかり展示されていました。
(これは今まさに放送されているアニメでも出てくるキーアイテム…!)
制作過程の紹介パネル

アニメ「薬屋のひとりごと」は、キャラクターデザインのみならず、背景や建物、色、形、世界感の美しさが本当に素晴らしいと思っていました。雑なシーンが全くなく、細かいところまでこだわって描かれている印象です。
今回この展示会の中で、制作の裏側や作品に込められた想いなどに触れられるエリアが複数ありました。
表情ひとつひとつの変化、キャラクターの動きにあわせたタッチ、背景、音など、クリエイターの皆さんのこだわりが重なってつくられている"総合芸術"なのだなと、改めて実感します。

特に感動したのは、彩り豊かな背景たち。
時間や季節によって移りゆく色や空模様、影など本当に細かい部分までこだわって作られています。
更に驚いたのが、人物や小物、影、建物、背景など画面に映るものすべての色をシーンに応じて調整しているのだそう。
緊迫感や安堵感、キャラクターたちの心情や雰囲気を色でも表現しているというこだわりの演出。
キャラクターたちがまるで本当に生きているように見えるのは、この美術チームあってこそなのだなと感動しました。
名シーンの映像展示も

パネル展示だけでなく、エリア内には名場面を振り返る映像も複数ありました。
これも、物語の重要な場面。痛々しい猫猫を見守る壬氏さまの表情は、何度観ても胸がぎゅっとなります……このあとのシーンも良いんですよねぇ。

薬草棚も、リアルに再現されていました。
背景はグラフィックなのに、立体展示とこんなにシームレスに見えるのもすごい。
引き出しの中に何があるかつい確かめたくなってしまいます。

展示パネルのグラフィックデザインも素敵でした。
ただ文字が並ぶだけでなく"読ませる"グラフィックで、広い展示エリアでも全く飽きず、つい何枚も写真を撮ってしまいます。

「薬屋のひとりごと」は、複雑な謎を猫猫が冷静に解決していくのが爽快で面白いのですが、物語が進むにつれ、謎は複雑に絡みあい、深まっていきます。
以降の展開を知っていても、頭の中で想像していたシーンがアニメで見られるのは本当に面白いですし、動く猫猫たちを見て、頭の中の想像がリアルになっていく感覚。アニメを見始めてから、より薬屋の世界にどっぷりはまっていっている気がします。
猫猫×羅漢

猫猫と実父の羅漢が囲碁で対決するシーン。
娘を溺愛する父と、そんな父を嫌う娘という関係性ながら、2人は根っこの部分ですごく似ている。羅漢パパは今後いままで以上に登場しますが、猫猫がこんなに頭がきれるのは父親譲りだなぁと思うシーンがたくさんあるのも面白いところ。

そして涙なくしては見られない、猫猫のお母さんとのシーン。
羅漢パパの悲痛な叫びがパネルからも聞こえてくるようです……

印象的だった猫猫の舞のシーンは、特別な映像エリアで楽しめます。
アニメで初めて見たとき、音楽と映像がマッチして本当に綺麗だなと思ったのですが、改めて展示で大画面で見て、映像美を更に実感できました。
薬屋の世界の魅力がぎゅっと詰まった展示

今回ご紹介したのは一部の展示のみですが、パネル展示をはじめ、製作の裏側を垣間見れるコーナーや映像で作品を振り返るエリア、フォトスポットなど、色々な角度から『薬屋』の世界を余すところなく楽しませていただきました。
ますます「薬屋のひとりごと」が好きになる!そんな素敵な展示体験でした。
展示会オリジナルグッズ

展示会の最後には、グッズコーナーがあります。
私が行った時間は残念ながら目当てのものがいくつか完売してしまっていたのですが、今回購入したのはこちら。
・ランダムメタリックポストカード(全9種) ¥450
・箔押しトランプ ¥3,000
・ミントタブレット(全6種) ¥800
・ダイカットステッカー 各350
・おしろい風練り香水 ¥2,500
(それでも買いすぎでは…?)
お目当てのグッズがある方は、早めの時間にグッズショップまでたどり着くことをおすすめします。
最新情報は、公式SNSなどをチェックしてみてください!

現在TVではアニメ第2期のクライマックスが近づいており、見逃せない展開が続いています。
まだ観たことがない!という方は、ぜひ第1期から観てみてください。きっと気づいたら薬屋の魅力にハマっているはず。
そして、この展覧会は現在東京、福岡の開催は終了していますが、その後も全国を巡回予定とのこと。薬屋ファンの方は絶対に楽しめると思いますので、ぜひ一度訪れてみてください。
今回ご紹介したイベント
TVアニメ「薬屋のひとりごと」展
■東京会場:
松屋銀座 (8階イベントスクエア)
2025年3月26日(水)〜4月14日(月)
■福岡会場:
博多阪急 (8階 催場)
2025年4月25日(金)〜5月19日(月)
■新潟会場:
新潟市マンガ・アニメ情報館
2025年5月23日(金)〜6月15日(日)
■静岡会場:
静岡市清水文化会館マリナート 1階ギャラリー
2025年6月21日(土)~7月13日(日)
■大阪会場:
大丸ミュージアム〈梅田〉大丸梅田店15階
2025年7月19日(土)~8月11日(月・祝)
■石川会場:
香林坊大和 8Fホール
2025年8月14日(木)~9月2日(火)
※各会場の展示、詳細は公式サイトをご確認ください
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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