それは、こちらのセリーヌ展示会でのお花の数々。
モダンなのに温かみもあるところが、セリーヌというブランドとも相通ずる気がしたのは私だけでしょうか。
こちらの花の美しさとオシャレっぽさに、目が釘付けになってしまい、商品をさしおいて写真を撮りまくってしまいました。まずは、ご覧下さい。
どこのお花屋さんなの?
と、聞けばショールームから程近い表参道ヒルズにあるお花屋さんだと教えてくれました。若手フローリストの越智康貴さんがはじめた、『ディリジェンスパーティー』というお店で、その店主の越智さんの作るお花が、いまファッション業界で大人気なのだとか。
セリーヌをうならせるフローリストともなれば、気にならないわけはありません。
さらに重ねて聞けば、いまあちこちでひっぱりだこで「雑誌Gで記事になるらしい」など話題にことかかない注目株だそう。
一見、キャラが違いそうなタイプの花同士でも、並べてしまうとなぜか絶妙なムードを醸し出していて、それがとびきりの洒落感につながっているような気がする。
花の高さを合わせたり、あえて変えたり。
きっとそんなところにも素敵さのヒミツがあるのかもしれません。
センスいいね、とほめられること請け合いです!
ちなみに主役のセリーヌの春夏新作バッグもお見せします→次ページへ
花はもちろん、主役のバッグも素敵なものばかりでしたので、ちらっとお見せしましょう。
現在のバケツバッグのブームも、セリーヌから始まったと言っても過言ではありませんが、この流れは春夏も継続しそうです。
バケツ型に太いショルダーというのも、今っぽさのポイントです。
カジュアルな布トートが出ていたり……
クラシカルなハンドバッグで、往年の映画女優が持っていそうな感じ。
ヴィンテージな雰囲気もいまの気分にマッチして、思わず欲しい!という気持ちを刺激されます。
そして口金を開けると内側は朱赤。
これを見たときに「秘すれば花」という風姿花伝の世阿弥の言葉を思い出しましたよ。
思えば、セリーヌと世阿弥。なんとなく通じるものがあるような、ないような……。
こんな風に、いろいろと妄想や考えがわきあがってくるところもセリーヌのスゴさなのかもしれません。
春はちょっと先だけど、お花と新作バッグを愛でて先取り気分を盛り上げてみてくださいね。 (副編ナカディ)
東京都渋谷区神宮前 4-12-10 表参道ヒルズB1F
月~土 11:00~21:00(祝日の日曜日、連休最終日も同様)
日 11:00~20:00 TEL:03-6434-7826