きれいめ派でも、ワードローブにスニーカーは欠かせない！　この連載【きれいめ派の通勤・休日スニーカー】では、ブランドのプレスが選ぶ“きれいめ派におすすめしたい歩きやすいスニーカー”を、週2回更新でご紹介していきます。

今回は休日におすすめしたいonのスニーカー、Cloudzone（クラウドゾーン）をピックアップ。

サイズ選びは実寸値+0.5cm余裕を持たせて
普段はいている靴のサイズではなく、実際の足の大きさ+0.5〜1cm余裕を持たせたサイズがおすすめ。

柔らかめor硬め、自分の好みを把握する
ソールのやわらかさやクッション性の高さは、人それぞれ好みがあるもの。自分の好みを知っておきましょう。

靴紐ははくたびにしっかり結ぶ！
かかとと土踏まずが固定されているかどうかが、歩きやすさを左右するポイント。

onはスイスで生まれたシューズブランド。アスリートだったオリヴィエ・ベルンハルトが引退後、まったく新しいランニングシューズを作りたいという思いでスタートしました。試行錯誤を重ね、2010年には友人であるキャスパー・コペッティとデヴィッド・アレマンが加わり、“雲の上の走り”というイメージを形にしたシューズが誕生。世界中のアスリートをはじめ、スマートなスニーカーとして都市を生きる人々からも愛されるブランドになりました。

シンプルかつ都会的なデザインと、ふんわりとした抜群のはき心地を兼ね備えたモデル。onの中ではソールの厚みが控えめで、使うシーンもはく人も選ばないプレーンな存在感を放ちます。

「ミニマルで洗練されたデザインのデイリーシューズ。クリーンな印象を受ける薄めのミッドソールやニュートラルな色調が、コーディネートの足もとをきれいに整えてくれます」（onプレス担当者）

薄手のウーブンアッパーは、リサイクルポリエステル素材。布地ならではのやわらかさと通気性が魅力です。シューレースを通すアイレット部分は、ラバー素材で補強されていて安心。

onのスニーカーといえばポコポコと穴の空いたCloudTec®︎が象徴的な存在ですが、このモデルは穴がかなり小さめ。その秘密は、ミッドソールのやわらかい上層部を下層部に重ねた独特の構造。厚みを抑えつつ、高いクッション性を実現しています。

onのスニーカーは軽くて機能性が高くてハイテクで、けっこう“エッジの効いたデザイン”の印象がありませんか？（穴の空いたソールがそう思わせるのかも）　その点このCloudzoneは、すごくプレーンでどんなコーデにも合わせやすい！　もちろんon独自のテクノロジーが詰め込まれているので、歩きやすさは申し分なし。クッション性も高いですが、ソールが薄型な分安定感があるので、「サクサク進める、踏み出しやすい」というよりは「長時間しっかり歩ける」といった印象です。

ぜひスニーカーコーデの参考にしてみて！

撮影／原田凌佑　取材・文／堀越美香子　構成／横溝桃子