スニーカー=動きやすい靴だからといって、いい加減に選んでいたらもったいない! ちゃんと自分に合うスニーカーを選べば、もっと歩きやすく快適に過ごせるんです。
今回はニューバランスの店舗に在籍しているシューフィッターの方に、【歩きやすいスニーカーの選び方】を教えていただきました!

教えていただいたのはこの方

ニューバランスニュウマン高輪店 シューフィッター
上野洋輝さん
2024年にニューバランスに新卒入社。シューフィッターの資格を取得し、現在はニュウマン高輪店に勤務。
サイズ選びは実寸値+0.5cm余裕を持たせて
「スニーカーの中で足の指が自由に動く状態になっていると、地面をとらえて歩くことができ、推進力が増して疲れにくくなります。そのため、スニーカーのサイズは実寸値から+0.5〜1cm余裕を持って選ぶのがおすすめです。実寸値は普段はいている靴のサイズではなく、実際の足の大きさ。ニューバランスのオフィシャルストア全店に導入されている『3Dスキャン』で計測でき、ストアスタッフがお客様のニーズに合うシューズをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。今後のシューズ選びにも役立つはずです」(上野さん、以下同)
柔らかめor硬め、自分の好みを把握する
「ソールの厚さやはき口のクッションなどは、食の好みのように人によって好き嫌いが分かれる傾向にあります。どんなにすごい機能を持ったシューズでも、違和感があるとはかなくなってしまうもの。厚さ、やわらかさ、軽さ、安定感など、店舗で試着をしてご自身の好みを知ることが大切です」

靴紐ははくたびにしっかり結ぶ!
「脱ぎはきしやすいように靴紐を緩めに結んでいる方を見かけますが、歩きやすさを大切にするなら靴紐は毎回しっかりと結びましょう。まずつま先を上げて、自分のかかとをシューズのかかとにしっかりと合わせます。その状態で土踏まずを固定するように靴紐を結んでください。かかとと土踏まずが固定されているかどうかが、歩きやすさを左右するポイントです」
靴下でシューズ内を清潔に保つ
「人間の足は1日でペットボトルキャップ約4杯分の汗をかきます。靴下はその汗を吸収してくれる非常に大切な存在。清潔な状態を保つために、靴下は必須です。また秋冬のウールソックスと春夏の薄手のソックスでは、シューズのフィット感も大きく変わるもの。シューズを試着する際は、そのシューズをはくシーンで使いそうな靴下を用意しておくのがおすすめです」

スニーカーを長持ちさせる3つのコツ
「どんどん劣化してしまっては、歩きやすいスニーカーとは言いづらいですよね。きちんと選んだスニーカーは、きちんとケアして長持ちさせていただきたいです!
①正しいサイズのシューズをはく
サイズが合っていないシューズをはくと、ソールが減りやすくなります。特に女性はかかとが細い方が多いので、紐を結んだまま脱ぎはきしがち。シューズの内側が擦れて破けたり、はき口が緩くなるなど劣化を早めてしまうので、靴紐は毎回結び直しましょう。
②インソールは取り外しておく
ニューバランスのスニーカーに限って言うと、ほとんどのモデルでインソールの取り外しができるので、1日はいた後はインソールを外しておくのがおすすめです。それだけでシューズ内を乾燥させられるので、清潔さが保てて長持ちします。
③クリーナーで簡単お手入れ
毎日はいているとどうしても汚れがついてしまうので、簡単なお手入れグッズを持っておくのもおすすめです。ウェットティッシュタイプの拭くだけできれいになるクリーナーなども販売されているので、ご自身が使いやすいものでケアしてみてください」
ニューバランスニュウマン高輪店
◆東京都港区高輪2-21-1 ニュウマン高輪 North 3階
撮影/三浦晴 取材・文/堀越美香子 構成/横溝桃子
























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