女が思う「モテ服」と男が好きな「モテ服」にはギャップがある。

一応ファッションエディターのはしくれなので、@BAILAでは常に「モテるファッションとは何か」を24時間365日考えまくっては実践しているのですが、女が「男って、こういう服が好きなんでしょ?」と考える服(=たいてい甘め)って、実際は意外とウケなくないですか?
逆に「それ、どこの?(* "q')」と男子が興味津々で質問してきたり「今日なんかいいね♥︎」と褒めてくれる服って、たいていメンズものだったりすることが多い。あわよくばそれをネタに話が弾んじゃったりしますので、ライターOの手持ちアイテムのなかから、実例をもとにちょっとまとめてみました。

青に赤いワンポイントが入った「C」のロゴつきスウェットを着ている男子を見かけたことのある方も多いハズ。1919年アメリカ生まれのチャンピオンは、スウェットやパーカ、スポーツブラなどのスポーツウェアをどこよりも早く開発・発表し、たくさんのアスリートに愛されてきたブランド。とくに、野球、アメフト、バスケットボール、サッカーなど、実に多くのプロや大学のスポーツチーム、またアーミーなどとコラボして作ってきたロゴユニフォームが今、ヴィンテージとして世界中で流通しています。これもそのひとつ。特に「リバースウィーブ®」という特許技法を用いて作られたスウェットが人気で、アメカジ好きな男子のワードローブに欠かせないアイテム。ましてやヴィンテージともなると1点モノなので、これにまつわるウンチクなどもほどよく披露すると話も弾みます♥︎

1999年にリーバイス® ヨーロッパのデザインチームが実験的にスタートし、デニムの“立体裁断”を初めて取り入れた「RED」シリーズのファーストモデルです。たいていの男性が“ボトムはパンツ”が大前提、ましてはデニムは誰もが1本は持っているので、ブランド、形、アタリやヒゲなどのヴィンテージ加工やウォッシュ加減など、その人ごとのこだわりを聞き込むと、なかなか深くて面白いんです。特に、シルエットやディテールを見ただけで「RED」だとわかってくれる男子にはおしゃれさん多し。この春はデニムが大流行中&BAILAも全力で推しているので、男子が喜ぶデニムをワードローブにプラスしてはいかがでしょう?

スタイリストYさんのフリーマーケットにて半ば押し売りされて我が家にやってきたこちら。サイズ39のメンズなので、中敷き2枚&分厚いソックスでムリヤリはいて「ピンクだから可愛っか」と気合いの入らない合コンに出掛けてみたところ「うああ! そのコンバースUSメイドじゃないっすか!? もう手に入らないんですよね!? どこで買ったんですか!?」と、おしゃれ男子が一目散に駆け寄ってくるじゃありませんか。聞けばコンバースはアメリカ生まれながら、アメリカの工場はすべて閉鎖され、現在はすべて国外で生産されているとのこと。そしてその会では終始「へええ、この人レアな靴はいてんだー」と終始尊敬の眼差しを浴びることとなりましたので、確実にモテ靴でした(その成果がその後にまったく結びついていないのはまた別のお話)。
