セレブの夏は「カンカン帽」&「無地キャップ」
日差しが強くなるとともに、そろそろ気になる今年の帽子事情。セレブのかぶり物を徹底調査して、シンプルな服にかぶるだけで今っぽくなる2つの流行を発見。
セレブのハット事情、今年っぽいのは天井とブリム(つば)の部分が平らで、クラウン(山の部分)が円筒形をしたカンカン帽! パナマ帽のような中折れタイプよりも、ちょっととぼけた雰囲気がコーディネートに抜け感をもたらしてくれる。
カンカン帽でお出かけするケンダル・ジェンナー。©Bauer Griffin/amanaimages
モデルのケンダル・ジェンナーが選んだのは、「JANESSA LEONE」のクリント ハットというタイプ。股上深めの「ママに借りた風」ジーンズに裾をしばってクロップト丈にした黒Tシャツというシンプルなスタイルを、小物使いで今年っぽくアレンジ。
セクシー水着にカンカン帽を合わせた、エミリー・ラタコウスキー(中央)。photo by instagram @emrata by Emily Ratajkowski
ポピー・デルヴィーニュとコラボしたSolid & Stripedの水着でコーチェラフェスティバルを満喫した、モデルのエミリー・ラタコウスキー。頭上のカンカン帽が、水着のセクシーさをほどよく中和してキュートな印象に。
セレブの間では、「Dad Hats(お父さんのハット)」と言われるロゴ入りキャップが流行中。けれども、アラサーが取り入れるならロゴはない方が大人っぽいし、合わせやすい。ここは、あえて無地のモノトーンを選んで、シックに取り入れるのが正解! 「蒸れない?」と気になるけれど、セレブはカーフやスエードなどのレザー素材のものを選んでいるのもポイント。
オールホワイトコーデのジジ・ハディッドは、キャップもホワイト。©INF/amanaimages
お得意のオールホワイトコーデでNYの街を歩く、モデルのジジ・ハディッド。カーフ素材のオフ白キャップに、同色のフレームのサングラスを合わせて大人っぽい印象。このキャップは、VIANELというニューヨークが拠点の革製品ブランドのもの。
ヘイリー・ボールドウィンは、スウェードのブラックキャップをセレクト。photo by instagram @lovexlabels by Love And Labels
モデルのヘイリー・ボールドウィンは、オールブラックのコーディネートにLove × Labelsのスウェード素材のキャップをかぶって夜遊びへ。イケてるセレブが集まるクラブでも、異素材ミックス&ほどよい肌見せで別格のおしゃれ感。
いつもの服にサッとかぶるだけで、日差し対策&今年っぽいスパイスになるかぶり物。セレブを真似するなら、カンカン帽と無地モノトーンキャップの2つで間違いなし!
文/長田杏奈