繊細さと華やかさ、やわらかさとクールさを内包し、どんな色とも合わせやすい「水色」は、働く毎日になくてはならないきれい色No.1。そんな“使える”カラーを素敵に着こなす配色のコツ、この夏の正解をレクチャー。
Stylist
石関靖子さん
コンサバからカジュアルまで幅広く精通し、多くの雑誌や広告で活躍。大人のおしゃれ心を刺激するアイテムを、誰もが日常で真似できるスタイリングに落とし込むセンスにファンが多い。フレッシュ感のある配色ワザにも定評あり。
「ラフに見えがちな夏の水色は、フェミニンさやトレンド感を盛って、ワンランク上に楽しんで!」
《ベージュ》とは“濃淡合わせ”でうまくいく
色の濃さをそろえるだけで、それぞれの魅力が引き立ちつつきれいに調和。統一感が出て、簡単に洒落た雰囲気に。
上品で抜け感たっぷりな透けるベージュとの組み合わせ
サファリジャケットにセンタープレスパンツという少し辛めな組み合わせも、とろんとした水色とシアーなベージュで繊細に、女っぽく。かっちりしすぎないバランスが今の気分にぴったり。パンツ¥15950/アンクレイヴ(アンクレイヴ スタンダード) ジャケット¥30800/ガリャルダガランテ 青山店(ガリャルダガランテ) タンクトップ¥6600/バロックジャパンリミテッド(ブラックバイマウジー) ピアス¥47300/ブランイリス トーキョー(ブランイリス) バッグ¥45100/ヴァジックジャパン(ヴァジック)
柔和なペールトーンに頼ってパンツルックを好感度高く
水色ギンガムチェックとリボンタイの上品な可愛さがぐっと際立つ、淡いベージュとの組み合わせ。このどこまでも優しいトーンは、フェミニン派が旬のツーピースを楽しみたいときにうってつけ。色合わせひとつで、働く30代が理想とするキリッと感と親しみやすさの両立はこんなにも簡単! ブラウス¥38500/サードマガジン ベスト¥35200・パンツ¥37400/ヒューエルミュージアム ギンザシックス(ヒューエルミュージアム) バッグ¥281600・バッグのストラップ¥149600・靴¥106700/トッズ・ジャパン(トッズ)
“リッチな水色”でヘルシーなショーパンだってさらりと
濃度を上げると、一気にリュクスでこなれ顔。ジャケットがあれば、仕事でショートパンツもOK。パンツ¥31900/ヒューエルミュージアム(スタンブリー) ジャケット¥61600/マルティニーク ルコント ルミネ有楽町(レリタージュ マルティニーク) ニット¥33000/ボウルズ(ハイク) ピアス¥29700・ブレスレット¥55000/ブランイリス トーキョー(ブランイリス) バッグ¥56100/ショールーム セッション(ヘリュー) 靴¥33000/ファビオ ルスコーニ ジェイアール名古屋タカシマヤ店(ファビオ ルスコーニ)
撮影/金谷章平 ヘア&メイク/菊地美香子〈TRON〉 スタイリスト/石関靖子 モデル/松島 花 取材・原文/榎本洋子〈TENT〉 ※BAILA2023年8・9月合併号掲載