「きれいなクローゼットを維持するには、毎日の動きに耐えうる”システム作り”が大切なんです」と語る佐藤さん。スタイリストならではの合理的な収納術を参考にしてみては?今回はスタイリスト佐藤佳菜子さんのクローゼットQ&A前後編の後編をご紹介します
Q クローゼットが狭く手持ちの服が収まりません
A 衣替えを半年に1回ではなく3カ月に1回する
「日本の気候的に半年間同じものを着ることはないので、春夏秋冬で衣替えをすればクローゼットの中は本当に必要な服だけになるはず。暑くなってきたからもう着ないな、と思ったそのタイミングで面倒くさがらずに行動!」
Q コレクションしているアイテムは?
A ネイビーの小物!
愛犬が刺しゅうされたaboutローファーがお気に入り
「黒を選ぶ人が多いからブランドも黒の型を出しがち。だからこそネイビーの小物を見つけるとレアだ!と思って買ってしまいます」
Q 部屋着に降格したアイテムの収納方法に困っています
A 着なくなった服は部屋着にしない
「降格した服はもういらない服なんだから、それを取っておいても無駄なものが増えるだけ。潔く捨てて、部屋着は部屋着としての役割があるもののみにしてみて」
Q 昔買った思い出のアイテムはどのように管理していますか?
A 過去の栄光にすがってないで今似合うものを大切にする
「一生ものっていう呪いをかけがちなんだけど、気がついたら一生着ているな、というのが本当の一生ものだと思っていて。今はもう使っていないんだったら手放す。今似合わないなら、これから先似合うようになることもないから」
Q さとかなさんでもクローゼットのお悩みはありますか?
A めったに着ないヨガウェアがスペースをとってること
「運動をあまりしないから旅行でリゾートに行くときくらいしか着ないのだけど、ヨガウェアは可愛くて集めてしまうんです。クローゼット内で無駄なスペースをとってしまっているから、この子たちをどうにかしたい(笑)」
スタイリスト
佐藤佳菜子
ベーシック服をベースにしたモダンなスタイリングが得意で、BAILAをはじめ様々な女性誌で活躍中。BAILA公式YouTube「バイラチャンネル」では、ライター東原妙子さん宅での大掃除動画が約70万回再生されており、その片づけ魔っぷりが大好評。
撮影/木村 敦〈Ajoite〉 ヘア&メイク/YUMBOU〈ilumini.〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 ※BAILA2024年4月号掲載