ピンクを大人が上手に取り入れるには? 甘くない“冴えるピンク”を楽しむためのコツを、スタイリストの佐藤佳菜子さんが明快アンサー! さっぱりとドライに着こなせば、気負わず着られて全然ぶりっ子じゃない大人な雰囲気に。
Q.この春イチ押しのピンクのスタイリングは?
A.さっぱりとドライに着るピンクが気分です
今好きなピンクの気分は、ʼ90年代っぽいスタイル。装飾が少なくて、色数が少なくて、ネトネトとかふわふわとかしていないけれどフォルムにちゃんと個性がある。ピンクと真逆な印象のネイビーを合わせたりしてサクッとドライに着るのがいいんです。
![かっちりしたピンクジャケットと ゆるめネイビーパンツの対比が新鮮](https://img-baila.hpplus.jp/lg=7/b/common/large/image/42/426cf065-476c-4274-8e18-3da81accc646.jpg)
かっちりしたピンクジャケットとゆるめネイビーパンツの対比が新鮮
きちんと感のあるコンパクトなピンクのジャケットに、色の印象も質感も真逆な落ち感のあるネイビーのパンツ。そのメリハリが、互いの魅力を引き立て合う。青みの強いピンクも’90年代ムードを牽引。ジャケット¥26400/エストネーショングランフロント大阪店(エストネーション) ボディスーツ¥53570/オールド イングランド銀座店(オールド イングランド) パンツ¥24200・バッグ¥14300/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(ユナイテッドアローズ) 靴¥137500/ジェイエムウエストン 青山店(ジェイエムウエストン) 靴下/スタイリスト私物
![佐藤佳菜子](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/6e/6ef79ef2-2206-4160-b35e-c42d8e3e73f3.jpg)
スタイリスト
佐藤佳菜子
さとう かなこ●独特のサトカナ節で、思わずひざを打つ誰もが取り入れやすいファッション理論を提案する人気スタイリスト。誌面でも自身の着こなしでも、大人ピンクのスタイリングに定評あり。
撮影/東 京佑 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/佐藤晴美 取材・原文/東原妙子 ※BAILA2024年5月号掲載