「30代、“憧れ”が似合う私に――」。そう願う佐藤晴美の胸の内をひもとく連載。第5回は「オーラリー」のTシャツにフォーカス。究極にシンプルなものだからこそこだわりたい、大人のTシャツ選び。晴美にとってもはや肌の一部のような最愛Tシャツへの思い、そしてこれから。
「AURALEE(オーラリー)」のTシャツでつくる佐藤晴美の最新2ルック
30代以降もつきあっていきたい一枚として晴美が真っ先に挙げたブランドが「オーラリー」。Tシャツ好きで、これまでたくさん着てきたからこそわかる、“本当にいいTシャツ”の魅力を語る。

「今、そして未来もずっと愛せると確信している白T×デニムの組み合わせ。旬の小物アレンジを思う存分楽しめるのもオーソドックスなスタイルならではですね」。
Tシャツ¥9900・パンツ¥37400・コート¥154000/オーラリー ベルト¥20900/アマン(アトリエ アンボワーズ) バッグ¥21450/アマン(アンドミューク) メガネ¥28600/リーンスプリング(ウェイティング フォー ザ サン) 靴¥84700/ショールーム セッション(へリュー)
飾らなさ、かっこよさ、色気を一枚で全部かなえてくれる

「カラーTは初体験。レトロ感が最高に可愛いくて気分が上がりました! レザースカートや光るサンダルで大人っぽく引き締めるバランスも素敵」。
Tシャツ¥22000・スカート¥110000・スカーフ¥16500/オーラリー バッグ¥29700/サードマガジン(キオーネ) ピアス¥31900/ハウス オブ ロータス(ミショー) 靴¥11550/ル タロン 有楽町マルイ店(ル タロン)
佐藤晴美×「AURALEE」Tシャツ Q&A
Q 晴美にとってTシャツって?
「一生好きなもの! シンプルで削ぎ落とされたアイテムだからこそ、サラッとかっこよく着こなすには努力が必要で。Tシャツが似合う自分でいるために、ヘルシーな体と心を保ちたいと思っています。そんな前向きなマインドも育ててくれる、私にとって不可欠なベーシックアイテムです」
Q 30代、どんなTシャツを求めてる?
「長く着ることで味わいが増して、自分の体になじんでいくTシャツですね。経年変化を楽しむためには、質とつくりのよさを見極めることが大切だと思うんです。だけどそれは実際に長く着てみないとわからない。理想の一枚を見つけ出すには時間と労力がかかるけど、その過程も楽しみのひとつだと思っています」
Q 「オーラリー」のTシャツの魅力を教えて!
「実はこの白T(デニムと着用)は、今現在ヘビロテ中。オーラリーの定番で、これからもずっと着ていきたいので、30代を託したい名品としてチョイスしました。魅力は、なんだか色っぽさのある、くったりした素材感とつかず離れずのシルエット。縫製や端の始末が美しく、一枚で決まるのはもちろん、重ね着したときの襟元、袖口、裾からチラッとのぞく生地にも“違い”を感じます。そしてグリーンのパイルTはとにかく新鮮!パステルなのに大人っぽいのも色上手なオーラリーならでは。体がきれいに見えるコンパクトさも絶妙です」
Q Tシャツコーデのポイントは?
「ラフになりすぎないように、かっちりしたレザーバッグやつま先がとがった靴を合わせたいですね。カジュアルなアイテムでも大人っぽく仕上がるように小物でバランス調整するようにしています」
撮影/赤尾昌則〈whiteSTOUT〉 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/加藤かすみ モデル/佐藤晴美 取材・原文/榎本洋子〈TENT〉 ※BAILA2025年6月号掲載


























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