「オードリー・ヘプバーン」像に“ディレクション”する、黒を素敵に着こなすための6アイテム
辻さんは今回、数々のモノクローム映画でもその名を馳せた「オードリー・ヘプバーン」を想定してコーディネート。
「そっくりそのまままねをする“コスプレ”ではなく、たとえばオードリーなら’60年代風のデザインや彼女らしい帽子、フラットシューズなど、その人の雰囲気やヘア&メイク、時代背景などをエッセンスとして“香りづけする”感覚。あくまでもアイデアをもらうという意味で、決してその人になろうとは思わないで」(辻さん)。
オードリーらしい’60年代のキーワードを生かしたレトロフェミニンなコーデ
ジャケット¥95000/ブラミンク ワンピース¥46000/セオリー 帽子¥18000/ジャーナル スタンダード表参道(ハウス オブ ラファイエッタ) バッグ¥368000/ブルーベル・ジャパン(マーク クロス) ピアス( 1 個)¥29000/ユナイテッドアローズ 丸の内店(MARIA BLACK + naoko tsuji + UNITED ARROWS) リング(人さし指)¥43900・(中指)¥40600(ともに参考価格)/ステディ スタディ(ソフィー ビル ブラーエ)
ミニマルな黒にひとつ、帽子というオードリーらしい個性を添えて
"帽子"というキャラクター性の強いアイテムが単調になりがちな黒の世界を盛り上げてくれる。タートルニットにレースタイト、アイテム自体はシンプルでなじみやすいものだからこそ、"普通"にまとまらないためには着こなしのディレクションが大切。思わずその人の背景まで思いを馳せたくなるような、物語を感じる着こなしに。ニット¥15000(ユナイテッドアローズ)・スカート¥26000(イウエン マトフ)/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 帽子(リボンは取り外し可)¥58000/ブラミンク(アキオ ヒラタ)
クールさと、可憐さと。決めすぎない、絶妙な黒のバランスが新しい
普段からバレエシューズを愛したオードリーのように、黒のパンツスーツスタイルにもフラットシューズでさりげない抜け感を加えて。マニッシュななかに可憐さと品を感じる、スタイルのある黒に。この絶妙なバランスがかなうのも、「オードリー」という女性像があるからこそ。ジャケット¥98000(カルーゾ)・靴¥18000(ユナイテッドアローズ)/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 パンツ¥25000/セオリー ブラウス¥16000/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ウィム ガゼット)