BAILAエディターズの間で今、高まっているのが“ただ可愛いだけじゃ満足できない”気分! フェミニンなものをたくさん取り入れてきたけど、ストレートな女らしさだけじゃ物足りなくなってきた…そんなエディターが急増。こぞって取り入れているのが、メンズライクなジャケットやローファー、ゴツめの腕時計など「ちょっと無骨、だけどスタイリッシュ」なアイテムです。洗練されすぎていない無骨なデザインだけど、機能性に優れていてスタイリッシュ。コーディネートに取り入れることで、スパイスが効いて、逆に着る人の女らしさを引き立ててくれると今や欠かせない存在に。BAILAエディターズが購入し愛用している「ちょっと無骨、だけどスタイリッシュ」なファッションアイテムをご紹介します!
GUCCIのビットローファー(編集長Y)
「どんな着こなしにも合う靴を見つけるのが毎シーズンのミッションとなっている私が今季選んだのは、GUCCIのビットローファー。甘くなりがちな自分のスタイルをぴっと引き締めてくれそうなボリューム感やホースビットはまさに“ちょっと無骨、だけどスタイリッシュ”なデザイン。先端が底上げされたプラットフォーム、安定感のある太ヒール(走れるほど!)に頼もしさとときめきを感じています。履けば履くほどそのシーズンの頼もしい相棒となってくれるのが靴。この冬はこのGUCCIのビットローファーを相棒に、どんなシーンも素敵に過ごしたいと思っています」
バブアーのビデイル ワックスドジャケット(副編集長N)
「5〜6年前、アレクサ・チャンがメンズサイズをバサッと羽織っているのを見てかっこいいなと! ブリティッシュらしい粗野な無骨さがありながらも品の良さが漂うところが何よりの魅力。コットン素材にワックスコーティングしてあるので水や汚れに強く、経年変化で渋みが出るのも気に入っています。長く愛用でき、体に馴染んでくるよさはトレンチコートにも通じるものがあるのかも。質実剛健なバウアーのジャケットを日常にさりげなく取り入れることで、女性の強さや意思を感じさせ、かつ自分らしさを表現できている気がします」
エルメスのレザーブレスレット(編集Y)
「右の太いタイプがレザーブレスレット ケリー ドゥブルトゥール、左のやや細めがレザーブレスレット ビーアピ ドゥブルトゥール。20代の頃、お仕事でご一緒した方がエルメスのレザーブレスで手もとを飾られているのを見て、ずっと憧れていたんです。身に付けるのは着こなしをキリッと辛口に仕上げたい日。目に入ると仕事モードのスイッチもパッと入るので、大切な打ち合わせや会議の日には欠かせない存在です。シャープでかっこいいブレスレットですが、私にとっては逆に女らしさを引き出してくれるアイテム。ストレートに表現する女らしさより、無骨なデザインで際立たせる女らしさの方が“その人らしさ”が備わって素敵なんじゃないかなと思っています」
ジャガー・ルクルトのレベルソ サンムーン(編集U)
「硬派なスクエアフェイスに惹かれ購入したのは、大人のシンプルさやかっこよさに憧れはじめた30歳のころ。それまではスマホで時間を確認していましたが、シックな文字盤やロマンチックなデイナイト表示など見るたびに高揚感を感じさせてくれるこの時計は私にとってなくてはならないアイテムに。朝、手巻きで時刻を合わせる儀式のような時間も大切なルーティン。この時計のようにちょっと無骨、だけどスタイリッシュなアイテムは、私にとって“新しいキャラを連れて来てくれるもの”。自分には足りないキャラを足して、新鮮さを呼び込んでくれる役割となっています」
ラムダの傘(編集M)
「10月に購入したばかりのラムダの傘です。深い藍色に小紋柄を乗せたトラディショナルなデザインと機能性の高さに惚れこみました! 16本骨で耐久性抜群な上、軽量でとにかく使いやすい。色と柄でどことなく和の雰囲気があるのも他にはないと特徴だと思います。遠目には無地に見えるほどのさりげない柄なのでどんなコーディネートにも合わせやすいのですが、やわらかく女らしい着こなしに合わせるとピリッと印象が引き締まる気がします。ジェンダーレスデザインなので、男友達に『素敵だね』と褒められたことも。トレンドに関係なく長く愛用できる頼れる存在です」
スマイソンのカードケース(編集T)
「定期入れを探していて見つけたのが、このカードケース。毎日使うものだからシンプルなデザインがいいけど、それだけでは気分が上がらない。エッジの効いたものが欲しいなと思っていたときに店頭で見かけて即決! 主張しすぎないデザインと赤茶のレザーが絶妙で、毎日使っていても飽きることがありません。クロコダイルの型押しでちょっと無骨なところもあり、上品なのにかっこいい! 持っていると褒められることも多いんです。使えば使うほど味が出ると思うので、大事に育てていきたいアイテムです」