コートを長く愛するなら、ヘアケアのごとく毎日お手入れすべし!帰ったらまずブラッシングする癖をつけよう。リネットお洗濯アンバサダーの近藤高史さんに、コートのお手入れ方法や正しい保管方法を教えてもらいました。
教えてくれたのは
リネットお洗濯アンバサダー 近藤高史さん
ネット宅配クリーニング「リネット」の品質責任者を務めるクリーニング師。豊富な現場経験から、WEBマガジンの監修や百貨店でケアキャラバンを行うことも。
【COAT(コート)のお手入れ方法】ヘアケアのごとく毎日お手入れすべし
帰ったらまずブラッシング
1.全体的にブラッシング
時間をかける必要はないので、毛並みに沿ってさっと。汚れを落とし、一日着て暴れた繊維を整えてくれ
2.バッグの跡やひじのところを重点的に
こすれがちな部分はしっかりと。毛玉も繊維が絡み合ってできるものだから、ブラッシングで防止できる
ブナ材洋服ブラシ¥628/無印良品 銀座(無印良品)
肩幅が合うハンガーで保管
重さのあるコートはハンガーに沿って型がつくから、しっかり選ぶべき。折り目がつかないよう厚みのあり、肩幅のサイズが合うものを選んで
幅のあるハンガー
レッドシダーハンガー・婦人用¥1355/無印良品銀座(無印良品)
ハリガネハンガー
【COLUMN】「コートが雨にぬれてしまったときは」
干しておくだけでなく、必ずタオルで水けをふき取って。「干しておけば乾くから」とそのまま放置しておくと、生地が水分を含んで傷むことはもちろん、中でこもって雑菌が繁殖して、気づかないうちに裏地がカビているなんてことも。
撮影/内田優子 スタイリスト/内堀悠香 イラスト/itabamoe 構成・原文/田畑紫陽子〈BAILA〉 ※BAILA2020年2月号掲載