スタイリスト吉村友希さんが、スーパーバイラーズのクロゼットを本気で仕分け! 若い&甘いテイストから抜け出せない泉ひとみさんのワードローブは、華美な装飾がついたアイテムとはサヨナラしたおかげで大人っぽくアップデート。その様子をチェック!

「可愛らしい服が多いですね」と吉村さん。「そうなんです。最近違和感が出てきて、このままだと子どもっぽいかなと」
目指すは甘さを抑えて大人っぽくアップデート!
【仕分けポイント】

①甘い色の服ならシンプルなデザインをキープ
「色とデザイン、両方甘いのはNG。甘い要素は一点にしぼりましょう。このリブニットは、色が甘くても形が大人っぽくシンプルなのでキープ確定」

②買って3年着てない服は処分!
「『またいつか着るかも』という考えは、クロゼットに混乱を生む原因。3年着ていないものは永遠に出番なしと心得て」

③華美なデザインはサヨナラ
「肩フリルが気に入って買ったそうですが、甘いボトムと合わせることの多いライダース自体に甘さは必要ありません」
【手放すワードローブはこちら】

「フリルの裾スカートやピンクの花柄スカート、ボリューム袖のトップスなど、甘さトゥーマッチなものはサヨナラ!」
【クローゼットに残すワードローブはこちら】

「合わせのテクニック次第で大人っぽく着こなせるフェミニンなワンピースや、甘めアイテムと合わせやすいデニムやシンプルなカットソーをキープ!」
残した服だけで、よっしーがスタイリング!

女っぽいラベンダーを軸に淡色でまとめたら黒小物で引き締めて
「やさしいラベンダー色が泉さんにとってもお似合い。デニムスカートでほどよくカジュアル感も加えながら、きちんと感のある黒小物で大人っぽくまとめました」(コメントすべて吉村さん)

添えたミリタリーブルゾンとスニーカーでほどよくカジュアルに
「ワンピースが充分甘いので、カジュアル感をプラスしたいところ。そこで、『出番がなかなかない』というブルゾンを活用し、足もともスニーカーに。大人の可愛げが香るカジュアルに転換」

眠っていたピンクのジャケットがこなれたデニム合わせで活躍!
「このジャケット、一度も着ていなかったそうですが、シンプルなカットソーとデニムを合わせれば大人っぽく着こなせます。ピンクが甘いので、他アイテムをすべて辛口にするのがカギ」
泉さんの感想は?
「引き算することで手抜き感が出ないかと不安でしたが、好きなテイストのまま大人っぽい自分に出会えて感激!」
撮影/目黒智子、坂田幸一(物) ヘア&メイク/KITA〈nord〉、YUMBOU〈ilumi.ni 〉 スタイリスト/吉村友希 取材・原文/道端舞子 構成/山岸成実〈BAILA〉 ※クレジットのないものは本人もしくはスタイリスト私物です ※BAILA2020年3月号掲載