私服がとってもおしゃれってウワサの大人気バイラモデルの松島 花。そんな彼女に自分らしいスタイルをつくる“ファッションセオリー”を聞きました。
3つのセオリーで読みとく松島 花の夏ファッション
【松島 花のセオリー 01】
セットでそろうものは必ずセットアップで購入。単品でも使えて着こなしの幅がぐっと広がるから!
「セットアップ、大好きです。お店で気に入ったパンツに同素材のジャケットがあったとしたら、必ずセットで購入しています。セットアップは、そのままで完璧なバランスが完結するし、さらに単品でも着回しがきくので、1セット買うだけで着こなしの幅が一気に広がるから。ちなみにこのパンツは、p.106ではいたボトムと同じもの。プリーツ部分を外してセットのジャケットを羽織れば、まったく違うイメージになるのが楽しい!コーディネート次第できちんとした場にも着ていけるし、今日みたいにスニーカーとTシャツならカジュアルなイメージに」
SET UP:HYKE
T-SHIRT:PETIT BATEAU
BAG:Bottega Veneta
SHOES:adidas
【松島 花のセオリー 02】
30代になっていちばんの変化は甘い服を着るようになったこと。色選びや小物合わせで大人のバランスに仕上げて
「若いころは大人っぽく見られたくて、クールでかっこいい服ばかり着ていたけれど、30代になった今、いちばん大きな変化は、逆にどこか甘さのある服に惹かれるようになったこと。プリントものやくるみボタンのディテールなど、シンプルなだけじゃない少し可愛いデザインの効いた服を、気負わずさらっと着られるようになりました。でも、全身甘めはやっぱり私らしくない。ひと目で気に入ったこの透けるチェックのプリーツスカートも、色は落ち着いたベーシックカラーにするとか、靴をレースアップシューズでハズすとか、全体でバランスをとるようにしています」
SHIRT: KHAITE
SKIRT: uncrave
SHOES: Christophe Lemaire
【松島 花のセオリー 03】
カジュアルなデニムスタイルもゆるゆるで着るより、どこかに必ず“きちんとキレイ”なイメージを意識
「デニムは私にとってなくてはならない最愛アイテム。毎シーズン少しずつアップデートしています。今季は、さりげなく広がるセミフレアが気分。スキニーよりも女らしくはけるし、バランスもよく見える気がする。トップスはドレープ感のあるボウタイブラウスを合わせて、’60年代のレトロフレンチなイメージで楽しみたい。デニムのようにカジュアル服の日でも、全身ゆるっとルーズに見える着こなしはあまりしないんです。足もとはヒールを合わせたり、赤リップをきかせたり、常にどこか“きちんとキレイ”に見えることを意識してコーディネートしています」
TOPS: 6 (ROKU)
DENIM: RE/DONE
BAG: Christophe Lemaire
SHOES: Bottega Veneta
松島 花(まつしま はな)
1989年8月5日東京都生まれ。BAILAをはじめとする雑誌や広告でモデルを務め、数々のテレビ番組にも出演する一方で、動物の保護活動に積極的に参加するなどマルチに活躍中。
撮影/YUJI TAKEUCHI 〈BALLPARK〉(人)、魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/平元敬一 モデル/松島 花 取材・原文/東原妙子 構成/渡辺真衣〈BAILA〉 ※BAILA2020年8月号掲載
【BAILA 8月号はこちらから!】