ファッションを生業とするおしゃれプロの確固たるスタイルには、強い愛と強い言葉がありました。そんな彼女たちが心を燃やすファッションを披露。スタイリスト吉村友希さんといえばワンピースの着回し術! マンネリせずに着るコツや最新の甘辛バランスを教えてくれました。
スタイリスト
吉村友希さん
よしむら ゆき●上品で好感度高く、スタイルアップもかなうスタイリングが大好評。理論的なワードローブ術を駆使するスタイリスト。
“ワンピの長所は、悩まずにスタイルが決まること。真のエフォートレス服なんです”
「「簡単におしゃれでいられること」。ワンピに求めるのはこれに尽きます。一枚で決まるテキスタイル、スタイルよく見えるシルエット、シーズンレスに着られる素材感など、チェックすべきポイントをクリアした一着に出会えたら、至福!」
Q.冬シーズンの最後までマンネリせず着られる?
A.《もこもこにレイヤード》して、スカートみたいに着るのはどうでしょう?
ヘビロテのとろみ素材プリントワンピ。「ロングスリーブなので、一枚で着るときは、フェミニンにスタイリングすることが多かったです。シーズン最終期は気分転換、スポーティに仕上げたら、まだまだ鮮度あり!」
One-piece/ADAM ET ROPÉ
Fleece/THIRD MAGAZINE
Inner/gicipi
Sunglasses/ENALLOID
Q.これから狙うべきワンピースはどれ?
A.《とろみ素材》、《淡いイエローベージュ》、《ほどよいティアード》を!
シーズン立ち上がりの新作を選ぶときも「スタイルよく見えていつでも着られる」というこだわりポイントは必須。そのうえで、旬を感じさせる色を。¥36000/ロンハーマン
Q.ワンピでつくる、最新の甘辛バランスを教えて!
A.ワンピースの甘さを生かす、《黒とモダンな小物》を合わせて
好きが高じて自分でプロデュースしたギンガムワンピでコーディネート。透ける柄の甘さは、ブラックのアウターと細身ブーツで、上品さを失わずに辛口テイストをトッピング。ワンピース¥24000(3月末発売)/ミラク(ソーノ)
One-piece/SONO
Long knit/SACRA
Bag/MARY AL TERNA
Shoes/ESTNATION
撮影/花村克彦(人)、魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/YUMBOU〈ilumi.ni 〉 取材・原文/久保田梓美 構成/岩鼻早苗〈BAILA〉 ※BAILA2021年2月号掲載
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