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KEY TO LIT 猪狩蒼弥インタビュー〈後編〉「『好き』はちゃんと口にする」

エンターテインメントと真摯に向き合い、アイドルとしてはもちろん、バラエティー番組や映像作品でも活躍中の猪狩さん。私たちの心をつかんで離さない、いくつもの理由を本人と語り合います。前後編の後編です。

猪狩蒼弥インタビュー〈前編〉「クリエイティビティを育ててくれるのはいつだって反骨精神」
KEY TO LIT 猪狩蒼弥インタビュー〈後編〉「「好き」はちゃんと口にする」

猪狩蒼弥


いがり そうや●2002年9月20日生まれ、東京都出身。5人組グループ・KEY TO LITのメンバー。ライブ演出やYouTubeの再生回数530万回超えの『KITERETSU FIRE』の作詞作曲を手がけるクリエイターとしての顔も。

「好き」はちゃんと口にする

SNSを見ていると、ファンの人がよく「可愛い」って言ってくれているのを目にするんです。その理由を自分なりに分析してみた結論は、おそらく正直だから。

言いたくても言えないことって、みんなあるだろうけど、俺はそれがストレスになるから、言わないとダメなんです。それに“好き”って思っていても、実際に口にしないと勝手に「何も言わないってことは嫌いなのかも?」と思われちゃうこともあるじゃないですか。言わないと何も伝わらないから、俺は自分の立場を明言したい。その意見がマイノリティだと思ったら、マジョリティからたたかれる対象になるので、可愛く「ごめんね〜」って言って許されようとします(笑)。

愛嬌は、エンタメの基本でもありますからね。エンタメといえば、これはやや語弊があるかもしれないけど、俺の中ではおじさんも楽しめるエンタメこそが至高。届く層は広いほどいいと思っていて、そのいちばん遠くにいるのがおじさんかなって。かといって、俺は別におじさん専用アイドルになりたいわけじゃなくて(笑)、老若男女問わず幅広い世代の人に作品や音楽を通して面白がってもらえたらいいなと思っています。

この間、メンバーの(岩﨑)大昇に「ガリさん(猪狩)は言葉が強くて鋭いから、支配者の素質があるよね」って言われたんです。俺はすぐ逆張りしたくなる人だから、定説を否定する言葉って届きやすいんだろうなって。時代が不安定なときは、つい声がでかい人についていきたくなるし(笑)。俺自身は、あんまりブレないです。でも、インプットが大好きな吸収オタクで、影響はされやすい。ひと昔前は影響されない自分でいたいという気持ちもあったけど、チャールズ・チャップリンもエルヴィス・プレスリーもジョン・レノンもマイケル・ジャクソンも、偉大な人たちは実は影響されやすかったって聞いたことがあるから、俺の中でそれはいいことなんだなって。しかも、アイドルとはいえ、これから曲を作ったりライブを考えたり多少なりともクリエイターとしても活動していくなら、俺の気持ちのゆらぎが作品に反映されないと全然面白くないなって思ったんですよね。本当の自分を押し殺してまで完成させたものはクリエイティブじゃなくて理想の自分の模倣で、それほど退屈なことはない。

ファンの人たちは、そんな俺の思想に共感してついてきてくれてるわけで、それってもう哲学なんですよね。哲学を論文で書くだけの時代は終わって、今はそれを音楽や絵で表現する時代。「俺はこう思うんだぜ!」がロックだし、「苦しいけど頑張っていくんだぜ」がヒップホップだし、「こういう恋愛をしましょう」がポップス。俺らアイドルも、哲学者でなくちゃいけないんです。

猪狩蒼弥インタビュー〈前編〉「クリエイティビティを育ててくれるのはいつだって反骨精神」もチェック

Information
情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)のコーナー「キテルネ!」でリポーターを務める。映画『教場 Reunion』がNETFLIXにて配信中。映画『教場 Requiem』が公開中。舞台「AmberS -アンバース-」が4月25日より上演される。

取材・原文/吉川由希子 ※BAILA2026年4月号掲載

BAILA編集部

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30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。

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