みなさま、2018年度秋冬新バージョンの【レギンス】コーデ、慣れてきましたでしょうか? ファッションエディター歴13年、人生で3周目となる第3次レギンスブームを通過中の沖島もまだまだ練習中ですが、ここ一ヶ月でなんとなく“30代のレギンス正解コーデ”がつかめてきたので、【ザラ(ZARA)・ユニクロ(UNIQLO)・しまむら】のレギンスで検証してみました。
SNSでも大人気!【ザラ・UNIQLO・しまむら】のレギンスが30代のおしゃれに効く
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いちばん使える色は、グレーまたは“ほぼ黒”グレー
レギンスといえば黒を真っ先に思い浮かべる方、2018年のレギンスはぜひ“黒以外”を買ってください。なぜなら、黒だと、服や靴とのコントラストがつきすぎて、コーデから浮いてしまうことが多いから。グレーなら、きれい色にも柄物にも、どんな服にもなじみやすくなります。写真はしまむらのコットンレギンス各¥580。ほどよく厚手で、マチつきなので動きやすいです◎。
“ほぼ黒グレー”ならきれい色コーデから浮かない!
試しに、全身ブルートーンコーデに、先の“ほぼ黒グレー”レギンスを合わせてみました。靴はドクターマーチンの白スリッポンです。ソックスを合わせるよりも、レギンスでスカート&靴のスキマを埋めるほうがなんだか今年っぽく、かつ大人っぽいスタイルになる気がします。
長年手持ちワードローブを一気にアップデート!
続いてはグレーレギンスを、同じグレー配色コーデに合わせてみました。ジャケットはもう10年ほど着ているビューティフルピープルのもの、ロングプリーツスカートは母のお下がりで、いわゆる“MY定番ワードローブ”なのですが、レギンスが加わることで一気に脱マンネリ!
スカートとレギンスの色を合わせてみて
2018年秋冬版レギンスコーデの特徴のひとつが、ミニ丈に履いて脚カバーするのではなく、ロング丈ボトムに合わせること。いちばん簡単なのは、スカートと色を揃えるコーデ。グレー同士なら、鮮やか赤パンプスもほどよいアクセントに。ソックス合わせの逆バージョンと考えると、うまくいくと思います◎。
ベースカラーが同じなら、チェック柄ミックスもあり!
何も考えずバラバラに買ったザラのスカート&レギンス&しまむらのパンプス。3点とも、基調となる色がブラウンで偶然一緒だったので、試しに合わせてみたら意外としっくり。ブリックブラウンのTシャツはユニクロ ユー、コートは友人のデザイナー工藤司くんが手掛ける東京ブランド「kudos(クードス)」の新作です。
ロングタイトスカートに合わせてこそ、2018年秋冬レギンス最大のメリットが生きる!
ザラのチェック柄スカートはタイト&長め丈。プリーツやフレアSKに合わせるのも素敵ですが、沖島個人的には、タイトSKに合わせて縦のIラインを強調することでスタイルアップできるのが、2018年レギンスコーデの最大の強みだと思っています。
黒レギンスを履くなら、狙い目はズバリ“レザー(調)”!
「2018年レギンスは黒以外がおすすめ」とはいいつつ、黒の引き締め力や着やせ力はやはり捨てがたいもの。黒レギンスを履くなら、レザー(調)のものを、白や黒をベースとしたモノトーンコーデに合わせると“一昔前感”やほっこり感が払拭できます。
しゃれ見せのコツは、ボトムとレギンスで素材感をチェンジ!
写真で履いているザラのレギンス(¥3990)は、サイドラインがスエード調・サイド以外はスムースレザー調と素材感が切り替わっていて、のっぺりしがちなブラックコーデを表情豊かに見せてくれます。コットン素材のカットソーワンピースの下に合わせてもほっこりせず、クールな雰囲気が完成◎。
スキニーパンツとしても履き回せるレギパンタイプがイチ推し!
写真はユニクロのレギンスパンツ(¥1990)。ウエストまわりなど、スキニーデニムに近いディテールを持ちながら(バックポケットだけ本物)、レギンスと同じようにスポンと履ける簡単さと、無地感覚でどんなトップスにも合わせやすいグレーベースの細かい千鳥格子柄が購入のきっかけに。
ビッグサイズのゆるシャツに合わせてスキニーパンツのように
ロング丈ワンピースやスカートにレギンスとして合わせるのはもちろん、最近は写真のようなビッグサイズのシャツやゆるニットに合わせてメリハリのあるコーデを楽しむのも好き。シャツは、森川マサノリさんが手掛ける東京ブランド「クリスチャン ダダ」と、イタリアのスポーツブランド「カッパ」のコラボシャツです。
取材・文/沖島麻美 ※掲載アイテムはすべて私物です