話題の「ànuke（アンヌーク）」って？シンプルで上質なコスパアイテムがそろう新ブランド

今大注目のブランド、 ànuke（アンヌーク）って知ってる？　2024年の春にデビューし、オンラインストアのみの販売にもかかわらず、都会的で洗練されたデザイン、そして手の届きやすい価格で瞬く間に人気ブランドに。9月には新宿での初店舗オープンをひかえるアンヌークは、BAILA世代にマストでチェックしてほしい最旬ブランド！　その理由も含め、本記事ではアンヌークをどこよりも詳しく大解剖！

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アンヌークは、人気ブランド「TODAYFUL（トゥデイフル）」を手掛ける「LIFE's Inc.」から2024年の春にデビュー。同社が会社設立10周年の節目を迎えるにあたり新ブランドを立ち上げることとなり、生まれたのがアンヌークだ。
ブランドコンセプトは、「纏う人の日常に寄り添い、自分らしさの一部になること。都会的な視点から生まれる世界観を表現すること」。

飾らないを意味する「anu」と抜け感の「nuke」を組み合わせたものが「ànuke」の語源となっている。ブランドとしてのターゲット層は20代後半から40代くらいまでを想定。働く女性や子育て世代をイメージしている。

ディレクターは、31歳で岡山から上京しLIFE's Inc.に入社後、トゥデイフルのデザイナーを10年務めた船曳ひろみさん。個人のインスタグラムアカウントのフォロワー数は9.3万人（7月23日現在）と、アンヌークのアイテムを使ったシンプルなコーデや、子ども二人とのなにげない日常など、ライフスタイルにも注目が集まる人気ディレクターだ。

アンヌークがデビュー直後から注目を集めているのは、「トゥデイフルを卒業したデザイナーがディレクターを務める新ブランドだから」という理由だけではない。
シンプルだけどどこかひねりが効いていておしゃれな洋服たちは、値段を聞くと「えっ？」と驚きの声が上がるほどリーズナブル。特に、この秋発売されるコートは一番高いものでも33000円という驚きのプライス（本記事後半で詳しく紹介）。

かといって、もちろんどこかで手を抜いているわけではない。むしろ一つひとつのアイテムの素材はとっても上質。これは、船曳ひろみさんがトゥデイフルで培ったデザイナー経験と審美眼による、高見えする生地選びから生まれる努力の賜物。

アンヌークは商品を梱包する際にハンガーを付けていない。すべてのアイテムをたたんだ状態でお客様にお届けすることでコストを下げ、その分を生地選びに充てているこだわりよう。
こういった地道な努力で、消費者にとって手の届きやすい価格を実現している。

そんなアンヌークのファーストコレクションで最も人気だったアイテムがこちら、「Drawstring Sweat Pants」。なんと発売10分で1000本が完売したというアイテム。

裾のドローコードでシルエットを変えられるスウェットパンツで、スウェットなのにどこかきれいめな雰囲気が特徴。細部までこだわったデザイン性とはきやすさに加えて価格を抑えたことで大人気商品に。
「はき心地がいい！」「ほどよく地厚で体型を拾いにくい」とSNS上でも人気を集めた。

この秋には新色が追加されて発売されるそうなのでお楽しみに。

春夏のコレクションで注目を集め、秋冬も継続して展開予定のアイテムがジャケットのセットアップ。春夏は、ビスチェ、ベスト、ジャケット、スカート、パンツの全5型が発売された。
組み合わせて着ても別々に着ても間違いなく使える、着回し力抜群のラインナップ。オーバーサイズで落ち感が美しいジャケットや切りっぱなしのデザインがポイントになるビスチェやスカートが特に人気だそう。
ジャケットをメインとしたこのセットアップシリーズは、アンヌークで毎シーズン定番化しそうな予感！

5月に行われたアンヌークの秋冬展示会では、ジャケットのセットアップやロングワンピースのほか、注目のアウターアイテムなどがお披露目された。実際に筆者が試着した商品も含め、展示会でオーダーが殺到した人気アイテムをご紹介！

先述したとおり、2024秋冬のアンヌークでぜひ注目したいのが、GOOD PRICEでゲットできるコートたち。ディレクターのイチオシは「Standcoller Down Coat」。
ロングコートだが非常に軽く、ダウンなのにカジュアルすぎずきれいめに決まるのが魅力。襟を立てスタンドカラーでモードに着るもよし、襟をオープンにしてきれいめに着るもよし。
きれいめなダウンコートを探している人はぜひチェックしてほしいアイテム。ほかにも中綿のカジュアルなコートやトレンドライクなシャギーコートが25000円から手に入る。

トゥデイフルデザイナーである吉田怜香さんも「これ欲しい！」と絶賛したこの「Standcoller Down Coat」。確かに、何も考えずにばさっと羽織るだけで決まるうえ、本当に軽くて暖かい！
襟を立てればマフラーいらずともあって、「この冬ヘビロテ間違いなしのアウターになりそう！」と筆者もオーダー済み。

“もけもけ”な愛らしいルックスの「Fringe Knit Bustier」も展示会で人気だったアイテムの一つ。ちょっぴり重ためな印象とは裏腹に着用感は軽く、様々な洋服とのレイヤードを楽しめるビスチェだ。
シアートップスやワンピースのほか、ジャケットの上から重ねてもとってもおしゃれ。

展示会で試着している人が非常に多く、オンラインストアでのプレオーダーでも大人気だったアイテムが「Ecoleather Over Jacket」。まるでリアルレザーのような高級感のあるエコレザー素材。オーバーサイズなのでメンズライクに見えるかと思いきや、袖にタックが入っていて丸みを帯びたシルエットになっていたり、大きめで鋭角な襟のおかげでモードに見えたりと細かなところまで工夫が詰まっている。

ここ数年トレンドのレザージャケット。以前から筆者も「欲しいなあ」と気になってはいたものの、レザーの質感によってはプチプラ感がぬぐえないものや、逆にリアルレザーだと重すぎる……など様々な課題があり購入に踏み切れていなかった。
それが、アンヌークの「Ecoleather Over Jacket」に展示会で出合ってひと目ぼれ。上質な雰囲気をまといながらも着用感はとっても軽く、それでいて手の届きやすい価格！　こちらも迷わずオーダー決定。

最後に紹介するのは「Heather Short Jacket」。これも春に人気だったセットアップのシリーズで、パンツとベアワンピースの全3型のラインナップ。
ショート丈のジャケットは、パンツとワンピース、どちらをあわせてもスタイルアップ効果抜群。襟のステッチや大きめポケットなどディテールが効いていて、一味違うジャケットコーデが叶う。

展示会では、秋になったらすぐ着たいビスチェやオフショルトップスのほか、通勤コーデに重宝しそうなダブルジャケットやタックパンツ、もこもこのファーコートなど様々なアイテムがラインナップ。
ブラックやネイビー、ブラウン、オフホワイトなどのベーシックカラーのほか、日常になじむトーンの淡いブルーやクリームカラーが印象的で、アンヌークらしさをたっぷり感じられた。
アンヌークではアクセサリーやバッグの取り扱いもあり、これらもほかにはない洗練されたデザインが魅力。ぜひ公式インスタグラムや公式サイトなどで最新情報を確認してみて。

アンヌークは2024年9月7日(土)、新宿ルミネ２に初めての実店舗をオープン予定！　ブランドローンチから1年たたずに出店という驚きのスピード感だが、ディレクターの船曳ひろみさん曰く、ブランドのローンチ当初から店舗での販売は「想定していた」そう。
気になるお店の雰囲気は「海外のアトリエのようなイメージ。リュクスな雰囲気と洗練された空間デザインを考えています」とのこと。
アンヌークの商品を実際に手に取って見られる日が待ち遠しい！

実店舗のオープン日も決まり、これからますます注目度が上がること間違いなしのアンヌーク。わたしたちの日常になじみながらおしゃれ心を叶えてくれるアイテムやオフィスコーデにも取り入れられるラインナップも多いアンヌークは、BAILA世代のワードローブに欠かせないブランドの一つになりそう。
最新情報はアンヌークのInstagramや公式サイトからぜひチェックして！