新しい年の始まりを機に、また春からの新生活に備えて、そろそろひとつ手にしておきたい“本格派”の時計。
毎日を共にするからこそ、実用的であることはもちろん、目にする度に気分が上がる、自分に自信をもたらしてくれるといった心ときめく要素も大事……。そんな私たちの理想を叶える、働くバイラ世代にぴったりの名品時計。
今回は「シャネル」を代表するアイコニックな時計として、「プルミエール」同様高い人気を誇る「J12」。時計好きをもうならせる機能性とファッション性を兼ね備えた、スポーティウォッチの最新にフォーカス!
CHANEL/名品「J12」の革新的な存在感
世界一古いヨットレースであるアメリカズ・カップに登場するようなヨットの世界観を着想源に、この時計を生み出した当時のシャネルのアーティスティック ディレクター、ジャック・エリュのイニシャルでもある、“J”を名に冠した「J12」(ジェイトゥエルヴ)。
メゾン初の本格的機械式腕時計として2000年にデビューし、その精巧さとスポーティな佇まいから、性別も世代も問わず愛されるアイコン時計として、不動の人気を確立しました。
その一番の特徴といえば、何といってもセラミック素材。それまで時計といえばゴールドやステンレススティールが主流だった当時、つややかなセラミックを用いた黒や白の時計はあまりにも画期的! しかも軽く、傷や汚れもつきにくく、劣化もしにくいといいことずくめ。
そんなファッション性と実用性を備え、世界に衝撃を与えた「J12」。バイラ世代の私たちが挑戦するなら、こんな一本はいかが?
桐谷美玲がまとう最新の「J12」
可愛さも、格好よさもちょうどいい。 女性好みな“33mm”の最新作
実は誕生から20年を機に、大幅にリニューアルした「J12」。
“何も変えずにすべてを変える”というテーマを掲げ、昨年4月に誕生したのがこの33mmサイズの「J12 キャリバー 12.2」。クリーンで華やかなホワイト セラミックの美しさはそのままに、独自の新オートマティックムーブメント「キャリバー12.2」を搭載したのがその進化のひとつ。自動巻きという機械式時計ならではの本格的な魅力を持ちつつ、約50時間ものパワーリザーブを備えCOSC(スイス公認クロノメーター検査協会)の認定を受けるなど、機能面でも信頼性があるからこそ日常使いにもぴったり。
19mmから41mmとサイズ展開が豊富な「J12」の中でも、ほどよく存在感があり、かといってトゥーマッチにもならない33mmは女性でも使いやすいと人気のサイズ。1~12のアラビア数字も読みやすく、時計に求める実用性にもひと役。一生愛せる“本格派”として、こんな名作も選択肢のひとつにしてみたい。
時計「J12 キャリバー 12.2」(直径33mm/高耐性ホワイト セラミック、SS、自動巻き)¥1061500・リング(人さし指)(WG)¥239800・リング(中指上)(WG、ダイヤモンド)¥583000・リング(中指下)(WG)¥583000/シャネル
ニット¥34100/フィルム(ソブ) デニム¥16940(2月発売予定)/アンクレイヴ(アンクレイヴ ホワイト)
CHANEL「J12」の洗練バリエーション
「J12 ファントム」33MM
あえての“真っ黒”はパートナーとシェアしても
ダイヤル、ダイヤルを取り巻くベゼル、そしてベゼル上の数字までがすべて黒、という潔さが格好いい。男性人気も高く、パートナーとのシェアにも最適。38mmの自動巻きムーブメント搭載モデルも展開。
「J12 ファントム」(直径33mm/高耐性ブラック セラミック、SS、クオーツ)¥885500/シャネル
「J12」
目にするたびに気分が上がる、贅沢なフェイス
マザーオブパールの文字盤に12個のダイヤモンドインデックスを配し、華やかさが満点。ぜんまいを巻く必要のないクオーツ式で扱いやすさも◎。
「J12」(直径33mm/高耐性ホワイト セラミック、SS、ダイヤモンド、クオーツ)¥1034000/シャネル
「J12・XS」
女性らしさを楽しみたいなら、小ぶりな19mmを
スポーティな表情はそのままに、華奢な腕にも似合う19mm。32個のブリリアントカット ダイヤモンドをセットし、小ぶりでも存在感は大!
「J12・XS」(直径19mm/高耐性ブラック セラミック、SS、ダイヤモンド、クオーツ)¥1138500/シャネル
撮影/酒井貴生〈aosora〉(人物) ヘア&メイク/美舟〈SIGNO〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/桐谷美玲 取材・文/伊藤真知 ※( )の表記はSS=ステンレススティール、WG=ホワイトゴールドの略です。