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占星術研究家・鏡リュウジさんが読み解く☆ QUEENと星の関係

占星術というフィルターを通して伝説のロックバンド、クイーンをちょっと違った角度から分析。スターならではの、運命の星めぐりとは? 占星術研究家・鏡リュウジさんが読み解くスターと星の関係をご紹介します。

教えてくれたのは

鏡リュウジさん

1968年、京都府生まれ。国際基督教大学大学院修了。心理占星術研究家・翻訳家。毎号、有名人のホロスコープを独自の目線でひもとく本誌での連載も好評。

Freddie Mercury

フレディ・マーキュリー

フレディ・マーキュリー
1946年9月5日生まれ 乙女座
守護星を自らの名に冠した孤高のスター
その歌唱力、カリスマで性別、年齢の壁を超えて世界中の人々を熱狂させたボーカルのフレディ。彼は水星(=マーキュリー!)を守護星にもつ乙女座。純粋で繊細な魂の持ち主です。太陽はほぼほかの惑星と角度をとっておらず、自分自身が生きるためのモデルを見つけることが難しかったことがわかります。人生のお手本はなく、自分自身の生き方を自分で模索するほかないオリジナルな人。また美の星座・天秤座に集中した惑星がたぐいまれな美意識を象徴しています。空前の大ヒットとなった映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開されたとき、夢とビジョンの海王星はちょうどフレディの太陽に向かい合っていました。そして同名のアルバムが出たのは、やはり太陽と海王星が角度をとっていたときなのです。フレディは、海王星という夢とビジョンの星の受け皿となった「スター」だったのではないでしょうか。

Roger Taylor

ロジャー・テイラー

ロジャー・テイラー
1949年7月26日生まれ 獅子座
見た目も存在も獅子座らしい“華”が
幼いころから、その歌のうまさで奨学金を得て聖歌隊に入る、という天才ぶりを発揮したロジャー。そのルックスは圧倒的で、異性の心をわしづかみにしていたという伝説が。ホロスコープでは、太陽、月、水星、金星、冥王星と多くの惑星が集合してなんともゴージャス。ほうっておいても人が集まってくる存在感の大きさを感じさせます。自分の魅力をよく知っていてその表現方法を常に意識していたのではないでしょうか。


John Deacon

ジョン・ディーコン

ジョン・ディーコン
1951年8月19日生まれ 獅子座
傑出した才能を示すホロスコープ
メンバー内最年少のジョン・ディーコン。フレディを尊敬してやまず、その温厚な性格からメンバー内の調整役だったとも。出生時のホロスコープにみられる太陽と冥王星の合は大変な創造性を示します。フレディ生前のバンドの最大のヒット曲がジョン作詞・作曲の「地獄へ道連れ」(地獄=冥王星)だったのもシンクロで驚きです。

Brian May

ブライアン・メイ

ブライアン・メイ
1947年7月19日生まれ 蟹座
知性を備えたジェントルな蟹座
幼いころから学業も優秀だったうえに音楽にも才能を発揮。10代のときに手作りしたギターを愛用し続けるというこだわりぶり。さらには天文学の博士号を取得するという、なんというマルチさ。ジェントルな蟹座生まれであるうえに知性を表す水星が拡大と発展の木星と正確にコンタクトしていて、あふれんばかりの知性を象徴しているのが目につきます。広い心とやさしさ、そして高い知性をお持ちのスターなのでしょう。

意外と深い !? クイーンと 占星術のつながり

世界的な伝説のロックバンド、クイーンを描く映画『ボヘミアン・ラブソディ』が'18年、空前の大ヒットを遂げ、この映画でクイーンは再び、不死鳥のようによみがえりました。

 

映画のタイトルにもなったこの曲は、占星術とも少なからぬ関係があるんです。例えば「ボヘミアン・ラプソディ」が入ったアルバム『オペラ座の夜』のジャケット。このイラストは、デザインの才能もあったフレディの手による初期のロゴをもとに描き起こされたもの。まるでヨーロッパ貴族の紋章のようですが、ここに獅子、蟹、妖精のモチーフがあることにお気づきでしょうか。実はこれ、蟹座のブライアン、獅子座のジョンとロジャー、そして乙女座のフレディを表しているんです。

 

またフレディ・「マーキュリー」という名前も意味深です。マーキュリーはフレディが自身でつけた名前。占星術では乙女座の守護星は水星、つまりマーキュリー。フレディはきっと占星術を深く愛していたんじゃないかな、と想像。あの偉大なクイーンがちょっと身近に感じられてきませんか?

来日公演『QUEEN+ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR』 supported by 集英社

来日公演『QUEEN+ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR』 supported by 集英社

ブライアン・メイ(右)とロジャー・テイラー(中)に、ボーカリストとしてアダム・ランバート(左)を迎え、バンド史上最大規模の日本公演を実施。'20年1/25さいたまスーパーアリーナほか全4回公演実施

イラスト/ユリコフ・カワヒロ 取材・原文/沖島麻美 構成/内海七恵〈BAILA〉 ※BAILA2020年1月号掲載

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