〈双子座〉の2021年下半期の恋愛運と来年の見通しを、鏡リュウジさんの星占いで駆け込みチェックしよう。
《LOVE》8月中に恋に駆け込めば最高のモテ期に!
新しい出会いへの駆け込みは、8月中がチャンス。モテ期がやってきているため、いいなと思った相手との交際がスムーズに発展していく暗示です。最初は好みだとは思えない相手との出会いもありそうですが、話してみると意気投合するなど、不思議な縁も。最初から好き嫌いを決めつけず、出会うことそのものを楽しんでみるといいでしょう。
恋愛に対して後ろ向きになりやすいのは9月。仕事での活躍運が盛り上がっていることもあり、恋はいいかなという心境になりやすいようです。また、不思議と「恋や結婚を考えるなら家庭的でなくては」という思い込みが強くなりやすい時期でもあります。本当はそんなことはないのに、自分の可能性を自ら狭めてしまい、いい出会いがあっても心の扉を閉じてしまいやすいでしょう。
しかし、恋も結婚もすぐに運気上昇。あれこれ気にしていたことなど噓のように、自信満々で愛情をアピールできるようになります。
ですから、秋口にわけもなく自信を失っても気にせず、恋愛や結婚以外のことでいい結果を出せばOK。「これが運の動きか」と冷静に受け止め、仕事や趣味に没頭してやり過ごしてしまいましょう。
モテ期に入ってからは、恋愛の進展具合で毎日翻弄されそう。SNSやメールの返事が遅くなったとか、相手がなかなか交際を申し込んでくれないといっては一喜一憂。感情の動きが忙しくなりそうです。自分の気持ちの激変に、あなた自身が驚いてしまうかもしれませんが、恋の化学反応は楽しんだもの勝ち。気持ちはだんだん落ち着いていきますから、恋心に対して素直でいてよさそうです。
ただ、結婚を考えている場合、情熱的すぎると相手が引いてしまうかもしれません。10月は相手も恋の楽しさを満喫していますが、年末に向かうにつれ、気持ちは少しずつクールダウン。ずっと同じテンションでいると、束縛されていると思い始める可能性が高いので気をつけて。
うまく自分の感情をコントロールし、自分よりも相手の気持ちを深く読み解くことに意識を向けていきましょう。どんな恋愛観、結婚観を持っているか、あなたとの関係をどう思っているかなど、観察力に長けている時期ですから、その気になれば見抜くのは簡単。相手の心をより深くあなたへと傾けるため、恋の作戦を立ててみてください。
12月は結婚を決める最高の運気。お互いになくてはならない相手だと実感し、クリスマスや年越しをきっかけにプロポーズをされるかもしれません。あなたから告白をしてもいいのですが、心を決める意味でも、相手の言葉を促すのがおすすめです。指輪や素敵なレストランでの食事ではなく「一生、そばにいてほしい」という言葉を引き出して。駆け引き運が高まる年末までに将来を誓い合えば、最高の気分で新しい年の始まりを迎えることができるはずです。
鏡リュウジさん
1968年、京都府生まれ。国際基督教大学大学院修了。心理占星術研究家・翻訳家。新装版『魂のコード』(ジェイムズ・ヒルマン著 鏡リュウジ翻訳 朝日新聞出版)が好評発売中。
イラスト:itabamoe ※BAILA2021年9月号掲載