「海外ドラマの中でも特に今注目は、行動力があってポジティブな女性主人公たちに魅きつけられる作品なんです」とエンタメライターの今祥枝さん。BAILA7月号に掲載している「スカッとメンタル除湿! ガールズパワー海外ドラマ」では、明日からの活力をくれるイチオシ海外ドラマを紹介しています。今さんが魅かれたのは主人公のどんなセリフ?
「Girlboss ガールボス」(シーズン1がNetflixで独占配信中)より。どん底の人生を送る20代のソフィアが、インターネットのオークションサイトでの古着販売を機に、数年で年商100億の大企業に成長させるサクセスストーリー。ソフィア・アモルーソの自伝がベースに。学歴も仕事もなく、「退屈な大人になりたくない」という23歳のソフィアが、自分が本当に興味あることを必死で探して、見つけた瞬間、働くことがまったく苦労ではなくなる。別人のように仕事に情熱を傾ける姿に、「好き」の大切さを実感!
古着を自分流にスタイリングして、ネットオークションサイトに。好きな仕事を見つけた女性はパワフル!
「グッド・ガールズ!~NY女子のキャリア革命~」(シーズン1がAmazonプライム・ビデオで独占配信中)より。1969年、NYにある雑誌社で、記者は男性、女性は調査員と役割が決まっている現状に疑問を感じた女性たちが立ち上がる!実話をベースに、60年代のファッションや音楽など当時のカルチャーが満載で見どころたっぷり。セリフは、ファッションは男性のためにあるんじゃない、自分のために自由におしゃれを楽しみたい!という主人公、パティの本音が出た瞬間のもの。
能力があっても男性のサポート役を強いられる時代。行動を起こす女性たちの本音に共感!
「アンという名の少女」(シーズン1がNetflixで独占配信中)より。L.Mモンゴメリの不朽の名作「赤毛のアン」を原作とし、現代的な解釈や視点を加えて描いた作品。セリフは、マシューとモリラのもとに引き取られた孤児のアンが、二人が本当は男の子を望んでいたとわかり、ショックだけど精一杯に美しい風景やおしゃべりを楽しもうとするシーンから。一瞬もムダにしないと固く心に決めて実行するアンの意志の強さに元気をもらえます。
アンの豊かな想像力と「発想の転換力」に引きこまれる!
本誌では、ほかにも「心の美容液」のような珠玉のセリフをピックアップ。ぜひチェックしてみてください!