【竹内涼真さんインタビュー】日曜ドラマ「君と世界が終わる日に」に主演！27歳の現在地

2013年のデビュー以来、話題作に続々と出演し注目を集め、現在27歳。飛躍のときを迎えている。

「まだまだ未熟ではありますが、26歳から27歳になるタイミングで仕事への向き合い方や、生きていくうえでの考え方も大人思考へ変わってきました。主演を務めさせていただくようになり、責任感が出て、がむしゃらではなく、一度よく考えて挑むようにも。“こうしよう！”とか“ああしてみよう！”と突き詰めて、自分なりにですが勉強するようになったんですよ。昔ほど、勢いで行けなくなった部分もありますけど……（笑）。周りの情報やいろんな人の意見に耳を傾けるようになりました。余裕が持てるようになったんでしょうね」

体調管理も仕事のうちと意気込む。

「食事に気をつかい、深夜のドカ食いやジャンキーな食べ物を避けたり、自分の欲を我慢できるようになってきたかな。若いころのように感覚だけではやっていけない……。昔は今ほどアンテナを張り巡らせてなかったんですが、今ではどこに行ってもアンテナを張りまくりだし、いろんなことに興味津々！もっと早く気づけたら成長も早かったんだろうな」

スポンジのように吸収していたら、演技力にも変化が出てきたそう。そんな竹内さんは1月17日スタートのドラマ「君と世界が終わる日に」で主演を務める。“終末世界”を生き抜くサバイバーとして新境地へ挑むため、体を鍛えて、髪も茶髪に。

「まずは自動車整備士の職業についていろいろリサーチをしました。調べていくとその役の気持ちに近づけて、演じやすくなるんですよ。役がより立体的に見えてくるというか。髪色もあえてブリーチを粗めにしてみたり。どんな役でも、一度自分の中に落として、共感してから演じているので、かけ離れた部分はなくなります」

ドラマのように絶望的状況が押しかかり、世界の終わりのような極限状態になったら、どうするのだろう。

「世界が終わっちゃうのであれば、いつもの仲間たちとおいしいものを食べて、最後の晩餐を楽しみたいです。それから、ファンの人たちに向けてのインスタライブなんかもして、自分の言葉でメッセージを届けたい」

最後に30歳になるまでにやっておきたいことを伺うと、こんな想いが。

「大人になる過程で追求したいものや、燃えるような情熱を知ることができたので、2020年は2019年よりもめちゃくちゃ楽しい一年になりました。3年後にどのくらい世界が広がっているのか、今から楽しみでしょうがない。30歳になるまでにやっておきたいことは、胸を張って代表作と言えるような作品づくりをしたいですね。今までは勢いとタイミングでいい作品に巡り合ってきましたが、これからは自分の実力の見せどころ。役者としてのオリジナリティを見つけて、毎回作品に臨んでいきたいと思っています」

日曜ドラマ「君と世界が終わる日に」
出演／竹内涼真、中条あやみ、鈴之助、笹野高史、マキタスポーツほか　
※Season1（全10話）2021年1月17日スタート　日本テレビ系・日曜22時30分～　
※Season2（全6話）3月スタート Huluオリジナル配信

間宮響（竹内）は恋人の小笠原来美（中条）にプロポーズをしようとしたその日、トンネル崩落事故に遭う。4日後トンネルを脱出すると世界は一変。変わり果てた街には“生ける屍”が。死と隣り合わせのゾンビサバイバルドラマ。