宝塚出身者も納得! 脳科学者がひも解く『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』対談

2016-07-12 21:25
  • 先日お届けした、全米人気ドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』(以下OITNB)新シーズン配信記念のトークショー。そのイベント開始前に@BAILAが特別対談を敢行! 女の園出身者と脳科学者という4人に「ハマりまくってごはんを食べる時間も惜しい!」ほどのOITNB愛を語ってもらいました!
  • (右から)元48グループの野呂佳代さんと秋元才加さん、元タカラジェンヌの遼河はるひさん、脳科学者の中野信子先生。写真:奥野和彦
  • ごはんを食べる時間も惜しいほどハマる『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』

  • 遼河:ロス在住の友人が「アメリカでめちゃくちゃ流行ってるんだよ」と教えてくれたのが『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』(以下OITNB)と出会ったきっかけ。それまで海外ドラマに手は出したことはあったけど、すぐ飽きて続かなかったんです。
    でも、OITNBに関しては、見始めたら最後、ごはんを食べる時間も惜しいくらいイッキ見してしまいました。サスペンス、ヒューマン、コメディーといろんな魅力が詰まっていて、中だるみもトーンダウンも一切なし。
    野呂:ハマっちゃうのわかります。私は携帯でも視聴できるようにして、トイレでも見てましたけど(笑い)。もともと海外ドラマが好きで、『セックス・アンド・ザ・シティ』(1998〜)や『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』(2005〜)など、ひと通り見てきたけど、こんなに一気に見たのは珍しいかも。話の展開やブラックジョークなんかも、「こんなことしちゃうんだー!」「これ、言ってもいいの?」って新鮮で。
    秋元:初めは女刑務所が舞台という設定の珍しさに、興味を惹かれたんだけど。タイトルやビジュアルもスタイリッシュだし、音楽も一話ごとに違っていてかっこいい! 社会問題にもきちんと向き合っていて、正直カルチャーショックでした。
    中野:派閥の作り方や駆け引きなど、脳科学者の視点から見ると、まるで心理実験のようなドラマ。男性同士なら最初に手が出るところを、舌戦から入るのも女子刑務所ならではですね。
  • Netflixの人気オリジナルドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』は、女社会の縮図!?
  • もめごとには白黒つけるべし! 宝塚と女子刑務所の意外な共通点とは?

  • 秋元:いろいろもめ事もあるけど、最後には白黒つくところがスッキリします。
    中野:それはお国柄もありますね。日本が舞台だったら白黒つけると禍根を残すから、もう少しグレーな幕引きになると思いますよ。
    遼河:ずーっと一緒にいると、問題があったら解決しないわけにはいかないんですよね。腹にイチモツあると、結局周囲にも伝わってしまうし……。宝塚も24時間一緒という環境だったから、わかる気がします。そういう意味では、刑務所というシチュエーションについて、普通のOLさんより想像つきやすいのかも(笑い)。
    野呂:意外な共通点ですね〜(笑)。それにしても、このドラマに出てくる登場人物は、みんな罪を犯して刑務所に入った人なのに、妙に共感できるのはどうしてなんだろう?
    中野:罪を肯定するわけではありませんが、彼女たちの犯罪は倫理や社会正義的には反していても、自分の譲れないものを守るためのやむを得ない行動だったりします。だからこそ、エモーショナルな部分で、共感しやすいんでしょうね。
  • 脳科学者としての視点から、作品を鋭く分析した中野信子先生。写真:奥野和彦
Netflix:https://www.netflix.com/jp/

文/長田杏奈
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