#相葉雅紀 さんインタビュー《後編》「ハードボイルドな要素や手に汗握らせるガンアクションを楽しんでもらいたいです」【ドラマ「今日からヒットマン放送中】

好奇心旺盛で失敗や困難を恐れず、キャリアを積んでもなお臆することなく新しい挑戦を続ける相葉さん。そのメンタリティを深掘りします。スペシャルインタビュー前後編の後編です。

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現在放送中のドラマ「今日からヒットマン」で相葉さんは本格ガンアクションに初挑戦。平凡なサラリーマンがある日突然殺し屋（ヒットマン）になる、という二重生活で新境地を開拓している。

「今までにやったことのないヒットマンという役柄を演じるということで、ワクワクしながら撮影現場に入りました。銃口を向けられた経験なんて当然ないから、ガンアクション自体、最初は少し怖かったです。運動会の徒競走の合図で使われるスターターピストルとはわけが違うからね（笑）。」

「サラリーマンが突然ヒットマンになるという設定はこれまでの僕のイメージにはないもので、極端すぎるギャップにも驚きました。自分に意外な一面があるとしたら、実はせっかちってことかな。効率よく動きたいし、時間と労力をできるだけ無駄にしたくない（笑）。最近だと、2時間空き時間ができたときに、それを最大限有効に使うためにジムの予約を即座に入れました！　ぼーっとするより、必ず何か予定を作りたいんですよね。仕事柄、空き時間ができるのは仕方がない。だからこそ、それをどう使うかで一日が変わる。ときにわがままに映るかもしれないけど、人に迷惑をかけない程度に効率重視でいきたいですね」

最後に、誰にも知られてはいけない裏の顔をもつ主人公を演じる上でいちばん大変だったことを教えてくれた。

「ヒットマンである重圧ですね。標的を殺さないと自分の大切な家族が殺されてしまう、その重みは想像以上です。それと、主人公の稲葉は僕とは似ても似つかないくらい感情の起伏が激しい役なので、スイッチの切り替えも難しかったです。撮影では、昼と夜の顔に変化をつけるために、あまり見せたことのないオールバック姿にもトライ。衣装合わせでもVネックかUネックかの細部までこだわりました（笑）。ちょっとの差だけど、雰囲気って大事。そんなところまで注目しながら、この作品を見てもらえたら嬉しいです」

金曜ナイトドラマ「今日からヒットマン」

テレビ朝日系　金曜23時15分～（一部地域を除く）
出演／相葉雅紀、山本舞香、深澤辰哉、本仮屋ユイカ、本多力、筧利夫、勝村政信ほか
平凡なサラリーマン・稲葉十吉（相葉）は、偶然にも“二丁”と呼ばれる凄腕ヒットマンと出会うも大事件に巻き込まれ、サラリーマンとヒットマンの二重生活を送ることに。

取材・原文／山中ゆうき　※BAILA2023年11月号掲載