好奇心旺盛で失敗や困難を恐れず、キャリアを積んでもなお臆することなく新しい挑戦を続ける相葉さん。そのメンタリティを深掘りします。スペシャルインタビュー前後編の前編です。
相葉雅紀
相葉雅紀
あいば まさき●1982年12月24日生まれ、千葉県出身。AB型。現在「嗚呼‼みんなの動物園」(日本テレビ系 土曜19時~)、「相葉マナブ」(テレビ朝日系 日曜18時~)、「サンデースポーツ」(NHK総合 日曜21時50分~)に出演中のほか、10月26日よりMCを務める新番組「木7◎×(まるばつ)部」(フジテレビ系)がスタート。また、ラジオ「嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス」(文化放送 金曜24時~)でパーソナリティを務める。
強い精神力があれば何事も乗り越えられる――根底にあるのは昭和の根性論
何事にも全力投球、無謀といわれる挑戦にも果敢に取り組んできた相葉さん。俳優業に司会業にと活躍の場を広げてきた経験から、未知の世界に挑む心境を飾らない言葉で語ってくれた。
「年齢を重ねるにつれて、自分の中でも新たな一歩を踏み出すときに不安やリスクヘッジの意識が生まれて、それが頭の片隅にあるにはあるんですよ。でも、だからといってやらないという選択肢はないというか。トライしないで、後悔したくない。“なんであのときやらなかったんだろう?”って思うほうが精神的にくるものがあります。たとえ失敗したとしても、チャレンジしたという事実が自信につながる。初めてのことは誰だって不安なものだし、困難はつきもの。それでも、挑み続けていくしかないと思っています。」
「やると決めたら、入念に準備します。まっさらな状態だと、失敗につながる可能性が大きいわけだから。楽して準備しないで行って、結果失敗したら“そりゃそうだよね”って思う。自分のやれることはすべてやってから臨みたい」
挑戦を続けるなかで理不尽な状況に直面したら、どう対応するのだろうか。
「戦うかな(笑)。状況と相手によって言い方は様々だと思うけど、きちんと理不尽だと思ったら伝えますよ。言わないとやっぱり自分の気持ちは伝わらないから。もちろんそれが通らないときもある。それでも、戦うことは無駄だとは思いません。伝えた上で意見が通らなかったとしても、それはそれで受け入れる。今っぽくないかもしれませんが、強い精神力があればどんなことでも乗り越えられるみたいな根性論が根底にあるから、これまでもこれからも頑張り続けられるんだと思います」
リスクを把握した上で、あきらめずに前進する姿勢が自分の成長につながる
(インタビュー後編につづく)
金曜ナイトドラマ「今日からヒットマン」
テレビ朝日系 金曜23時15分~(一部地域を除く)
出演/相葉雅紀、山本舞香、深澤辰哉、本仮屋ユイカ、本多力、筧利夫、勝村政信ほか
平凡なサラリーマン・稲葉十吉(相葉)は、偶然にも“二丁”と呼ばれる凄腕ヒットマンと出会うも大事件に巻き込まれ、サラリーマンとヒットマンの二重生活を送ることに。
取材・原文/山中ゆうき ※BAILA2023年11月号掲載