30歳になったガガ様が、新たな冒険の旅へ挑んだ新作「ジョアン」
「日本全国のファンのみなさん、本当にありがとう。心から愛してやみません。みなさんの寛大な心にいつも励まされているわ。日本は喜びにあふれた国だから大好き♥︎ もっと自信を持ってね。xoxo(キス&ハグ)」と、親日家のガガ様に大いに励まされつつ、読むと元気になれるインタビューをお届けします。
「私の家族、とくにママ、おばあちゃん、ひいおばあちゃん......女性のみんなよ。私の家系の女はみんな強いの! 私の先祖はイタリアからアメリカに移民してきた労働者階級だけれど、何もないところから必死に働いて、コツコツとキャリアを築き上げてきた。そんな先祖のみなさんのパワーが、私のなかに脈々と生きている気がするわ。
そしてやはり、アルバムのタイトルにもなっている私の叔母、ジョアンね。私が生まれる前に亡くなってしまったから会ったことはないけれど、守護霊・女神・そして天使のような存在として、私たち家族をいつも見守ってくれているのを感じるの。彼女が、私たちの苦労や悩みを強さに変える術を教えてくれたわ」
共作している名プロデューサー、マーク・ロンソンさんの「ガガ、君のポップソングが素晴らしいものだってことはみんな知っている。だからこそ、もっと深いメッセージを世界に伝えていくべきなんじゃないか?」というアドバイスもあって、最新作は、30歳を迎えたガガ様が自分自身と向き合い、より深く内面を掘り下げ、自分のルーツをたどる「旅」のような構成になっているのだそうです。まさに、私たちBAILA世代のために創られた作品といえそうですね。
「いつもパパラッチに追いかけられる生活でしょう? 本当に素の自分でいられるのは、自室にいるときだけ。ある日、どうしようもなく落ち込んでいるとき、気分転換にお風呂に入って、部屋にあったピンクの帽子をかぶってみたときに、とても気分が軽くなったの!
ピンクってとてもポジティブな色。女性である自分を喜び、生きていることを祝福してくれる色なのよ。ピンクを見ていると、これまでの恋愛経験が自分を成長させてくれたことをしみじみ感じるし、安心して守られている感じがするわ。だから女性のみなさんには、ピンクをまとうことで、女性としての自信を持ってほしいの。お互いを傷つけ合うんじゃなくて、お互いに手を取り合って前進するためにね!」
エンターテインメントという男性優位社会でひたむきに努力し、生き抜いて実績を積み上げてきた、ガガ様ならではの深いお言葉に、会場の女性一同、激しく同意したのです。