同世代であるBAILAモデルズが、等身大で語る30代ならではの楽しさとは。彼女たちが紡ぐポジティブな言葉が、私たちの背中をそっと押してくれるはず。BAILAと同じデビュー25周年の佐藤栞里さんは、経験を積んだ30代だからこその環境の変化をポジティブに語ってくれました。
佐藤栞里 ーSHIORI SATOー

信頼できる人が周りに少しずつ増えて30代はより、私らしくいられるように
今年はバイラだけでなく、私にとってもデビュー25周年という記念すべき年なんです。20代ではモデル業に加え、テレビのお仕事もスタート。レギュラー番組も決まり、とにかく目の前のことを乗り越えるのに毎日、精一杯でした。今も変わっていませんが、私は“準備の人”なので、お仕事の前に入念に下調べをするのがルーティン。当時は初めての現場も多く、毎度、1から100までイメトレをして汗だくになりながら必死で本番に挑んでいました。でも想定と違うことが起きると臨機応変に対応できず、落ち込むこともしばしば。そんな風に慌ただしく20代を駆け抜けたので、なりたいイメージや理想がないまま30代に突入したような気がします。30代半ばになった今、正直、根本的な部分は何も変わっていません。毎日がむしゃらだし、常にいっぱいいっぱい。ただ経験を積むごとに信頼できる人たちが周りに少しずつ増えてきて、「全部一人で背負わなくちゃ」という気負いがなくなってきました。仕事の下準備も自分を追い込みすぎない程度にコントロールできるように。4時間半という生放送番組のMCも10年目ですが、今も伸び伸びと楽しく続けていられるのは、“誰かに頼る勇気”をもてるようになったおかげかもしれません。
ポッドキャスト番組のお仕事は30代になって挑戦したことのひとつ。普段、部屋の片隅で友達とするような“こそこそ話”が、わずかな人たちに面白く伝わればいいなと始めたのですが、想像以上に大勢の方が聴いてくださるようになり、去年はリスナーさんも参加して公開収録という大きなイベントも開催できました。ポッドキャストは私が素でいられて、ファンの方とダイレクトにつながれる唯一の場所。できるだけ近い感覚で交流したかったので、恋愛相談のお便りが来たときは本当に嬉しかった(笑)。気になっている物や日々の生活で感じたこと、そんなたわいもない私の話が誰かの生活を少しでも豊かにしているなら、この上ない幸せです。回数を重ねるにつれてリスナーさんとの距離も縮まり、私にとってますます愛おしく大切な存在になりました。そんな宝物みたいな場所に出会えたのも、今までの経験がお守りになって、何事も肩の力を抜いて楽しめるようになったから。もし30代になることにちょっぴり不安を感じている人がいたら「大丈夫!」と言ってあげたい。今まで頑張ってきたことが、必ず未来の自分の背中を押してくれるはずです。
ジャケット¥72600/にしのや(ヘリル) Tシャツ¥7700/ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店(ドレステリア/ジェイジェイマーサー)

佐藤栞里
さとう しおり●モデル業のほか、「王様のブランチ」(TBS系)、「1億人の大質問⁉笑ってコラえて!」(日本テレビ系)、「有吉の壁」(日本テレビ系)などにレギュラー出演中。オールナイトニッポンPODCAST「さとしおあちぇとぺぺ -餃子オンザライス-」も大好評!
撮影/藤原 宏〈Pygmy Company〉 ヘア&メイク/川添カユミ〈ilumini.〉 スタイリスト/石上美津江 モデル/佐藤栞里 取材・原文/野崎久実子 ※BAILA2026年6月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。














































