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高畑充希さん主演のドラマ「にじいろカルテ」で、ヒロインとシェアハウスをする“前髪ぱっつんキレキャラ看護師”を演じている北村匠海さん。
「僕が演じる蒼山太陽は超絶優秀だけど、すぐキレるし、すぐ泣くし、いじられどころ満載のキャラクター。共感できる部分はなかなかないけど、“普通すぎる”というコンプレックスは台本を読んでて理解できました。僕自身も自分を無個性だと思っていて、それがときに強みになるときもあるけど、昔はそれがコンプレックスでしたからね。なんでもわりとそつなくこなせるものの、秀でることもなければ、目立つこともなく無難すぎで(笑)。運動神経も悪くはなく、9年連続でリレーの選手に選ばれたけど、アンカーにはなれないからやっぱり目立たない……。そんな感じの子でした(笑)」
ドラマのように誰かとシェアハウスをすることになったら、どんなルールを設けるかを尋ねてみると――。
「自分だけの空間は絶対的に必要です。一人っきりになれる時間がどこにもないのは、絶対に無理!人と人の距離感をとても大切にしているし、スイッチをオフにする時間が必要なんだと思います。一緒にいてくつろげるのは、時間軸や歩幅が合う人。眠くなるタイミングや朝起きる時間が違ったりすると、生活リズムがくずされて、だんだんしんどくなってくるのかなぁと(笑)。だからたとえば朝のルーティンが一緒の人ならシェアハウスで生活していても波長が合ってくるだろうし、自分のペースもある程度保つことができて共同生活でも楽に感じるはず。会話のテンポが合う人と、まったり過ごす休日はきっと最高でしょうね」
ドラマ「にじいろカルテ 」
脚本/岡田惠和
出演/高畑充希、北村匠海、井浦新ほか
テレビ朝日系 木曜21時~
秘密を抱えて、山奥の診療所へやってきたポンコツドクター紅野真空(高畑)。そこで出会ったヘンテコ外科医浅黄朔(井浦)とキレキャラ看護師蒼山太陽(北村)とシェアハウスをしながら、命と向き合い成長していく医療ドラマ。