読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第412回は「聳える」の読み方です!
今日のお題【聳える】
「聳える」、正しく読めますか?
部首にある「耳」はあまり関係ありません。
■ヒント
「聳える」の漢字の意味は
「山や建物などがひときわ高く立つ。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「青い空の下、富士山が聳え立つ景色に感動する」
「上京したばかりの頃は、聳え立つビル群に圧倒されてしまった」
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正解は……
■正解は…
正解は、「そびえる」でした!
■「聳」は、形成文字に分類されます。
形成文字とは、「音」を表す部分と「意味」を表す部分で構成された漢字のことです。
今回クイズに出題した「聳」もこの形成文字。
「從」と「耳」を組み合わせて、耳をそばだてるの意味をさらに広げて、聳えるになったと言われています。
中学や高校の入試にも出題される漢字の分類。形成文字についても覚えてみるといいかもしれません。
取材・文/高橋夏果