東京・銀座にある「シャネル ネクサス ホール」で、展覧会「Icons and Image Makers ナショナル ポートレート ギャラリー展」が開催中。英国カルチャーを彩ってきた俳優、ミュージシャン、モデルたちのポートレート約60点が集結します!

シャーロット ランプリング by ルイス モーリー
1963
© Lewis Morley Archive / The Board of Trustees of the Science Museum, London / National Portrait Gallery, London
ロンドンのナショナル ポートレート ギャラリーが所蔵する世界屈指の写真コレクションから、英国の映画、音楽、ファッション界を代表するアイコンたちのポートレートを厳選して紹介する展覧会。1950年代から現代まで、時代を象徴する人物たちを写し出した、国際的に高く評価される写真家たちの作品が一堂に会します。
本展で注目したいのは、ポートレートを単なる「人物の肖像」ではなく、レンズの前に立つ被写体と、シャッターを切る写真家という、ふたつの創造性が交差する瞬間として捉えている点。写真家と被写体との対話から、ときに新たなペルソナが生まれ、ときに誰も知らなかった人物の本質が浮かび上がります。

ジュード ロウ by パオロ ロヴェルシ
2006
© Paolo Roversi

ルース ネッガ by ジャック デイヴィソン
2016
© Jack Davison
たとえば、セシル ビートンとオードリー ヘプバーンは、ハリウッドスターとしてのイメージをともにつくり上げ、テリー オニールはデヴィッド ボウイの音楽性を写真によって視覚化。デヴィッド ベイリーとジーン シュリンプトンは、「スウィンギング シックスティーズ」を象徴するスタイルを生み出しました。写真家とスターの伝説的なコラボレーションが、ひとりの人物を時代のアイコンへと押し上げていく過程にも迫ります。
一方で、華やかな公のイメージの裏側にある、ひとりの人間としての姿を捉えた作品も。エマ ハーディによるダニエル ラドクリフの繊細なポートレートからは、若くして名声を得たスターの素顔が垣間見え、タミ アフタブはオリヴィア ディーンの遊び心あふれる一面を引き出しています。

トロージャン、リー バウリー by デヴィッド グウィナット
1983
© David Gwinnutt / National Portrait Gallery, London

リアム ギャラガー by ノーマン ワトソン
1994
© Photo by Norman Watson
さらに展覧会の終盤では、より自然体で率直な瞬間を捉えたポートレートも紹介。マーティン パーが撮影した、海辺でくつろぐハリー スタイルズの陽気なスナップショットや、コリーヌ デイとの会話に夢中になるケイト モスのモンタージュなど、スターたちのつくられたペルソナがふとほどけるような貴重な瞬間も映し出されています。
華やかなスターの姿を通して浮かび上がるのは、「イメージとアイデンティティはどこで交差するのか」という問い。英国カルチャーを牽引してきたアイコンたちと、彼らのイメージを形づくってきた写真家たち。その双方のクリエイティビティに光を当てながら、ポートレート写真の奥深い魅力に迫る展覧会となっています。

スパイス ガールズ by ハリー ボーデン
1996
© Harry Borden
Icons and Image Makers ナショナル ポートレート ギャラリー展
会期 2026年10月2日(金)〜11月29日(日)
開館時間 11:00〜19:00 (最終入場18:30)
※11月6日〜11月8日は10:00〜19:00(最終入場18:30)
入場無料・予約不要
会場 シャネル ネクサス ホール
中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
主催 シャネル ネクサス ホール

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