withコロナ時代だからこそ、よりこだわりのドレスを求める花嫁たち。人気スタイリスト佐藤佳奈子さんが、野外ウエディングにおすすめの“映えドレス”をピックアップ。今の目線で選ぶ、自分らしい一着を見つけて!
スタイリスト
佐藤佳奈子(KANAKO SATO)
本誌をはじめ、女性誌、広告などのスタイリング、コラボ商品ディレクションなどで幅広く活躍。ブライダルテーマや連載を数多く手がけ、ロマンチックムードに大人らしさとトレンドを加えた世界観が好評!
スタイリスト佐藤佳奈子さんが提案!《写真に映える野外ウエディング》
自然の風景をバックにする場合、引きで見たときのシルエットが際立つものを。今はパニエや長いトレーンがなくても映えるデザインが豊富。自分らしくポーズをとれる“動きやすさ”も大事です
ドレス(オーダー価格)¥1966800/マグノリア・ホワイト表参道(ガリア・ラハヴ) ベール(販売価格)¥9350(クリオマリアージュ)・カチューム(レンタル価格)¥8600(ジェニファー ベアー)/クリオマリアージュ ピアス(WG×ダイヤモンド)¥603900/ダミアーニ 銀座タワー(ダミアーニ)
旬のボリューム袖で写真映えする、大人のマーメイドドレス
「袖にボリュームがあるデザインが今年ならでは。ただ、ボディは大人っぽくすらりとしたマーメイドラインなので、タイムレスな品のよさを感じさせます」と佐藤さん。光沢感のあるサテンが構築的なシルエットを生み出し、細身のロングカフスで甘すぎず仕上げているのも、モダンかつエレガント。スタイリングについては「今どきのブライズスタイルには、服と同様“引き算”が大事」と強調。「こんなふうに肩のあいたドレスなら、ジュエリーをじゃらっと盛らず、ダウンヘアでさらりと見せたほうが洗練を感じさせます」。ドレス(レンタル価格)¥352000(ヨーラン・クリス)・ヘッドドレス(レンタル価格)¥24200(リア・テルニ)/ミラー ミラー丸の内
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ビジューはつけず、ダウンスタイルのヘアとシンプルなブーケで引き算
大人可愛いドットがナチュラルな表情を引き出す
シアーなチュールやドットなどトレンドの要素を盛り込み、ワンピース感覚で着こなせるストレートドレス。「普段の洋服のように着られるので、ヘッドドレスでスペシャルな感じにコーディネート。ガーデンウエディングなど、外で着るなら思い切って足もとをローファーなどフラットシューズにしてみては。可愛くて洒落てるし、無理のない感じが自然な笑顔を引き出します」。ニューノーマル時代は、ウエディングスタイルも“リラクシー”がキーワード。ドレス(レンタル価格)¥216700(オタディー)・ボンネ(レンタル価格)¥26400(アトリエ染花)/クリオマリアージュ 靴¥121000/ジェイエムウエストン 青山店(ジェイエムウエストン)
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自然光にはジュエリーの輝きよりヘッドドレスのボリュームが華やかに映える
ボヘミアンスタイルは、職人技の美しさが堪能できるものを
「ボヘミアンテイストのドレスが上手な『テンパリー・ロンドン』の新作コラボレーション。本物のヴィンテージよりもモダンさとクラス感があり、今どきなナチュラルウエディングを目指すならおすすめのブランドです。フロントのデザインやカットもきれいで、スタイルがよく見えるのもさすが」。ドレス(レンタル価格)¥385000・(販売価格)¥825000(テンパリー・フォー・ノバレーゼ)・ベール(レンタル価格)¥5500・(販売価格)¥22000(マルコクッチノッタ)/ノバレーゼ銀座 リング(指先側Pt×ダイヤモンド)¥1098000・(手首側WG×ダイヤモンド)¥217800・ピアス(WG×ダイヤモンド)¥603900/ダミアーニ 銀座タワー(ダミアーニ)
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ナチュラルスタイルにはリュクスなダイヤモンドのジュエリーで大人の品格を
撮影/柴田フミコ ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/大政 絢 取材・原文/久保田梓美 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※Pt=プラチナ、WG=ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールド、YG=イエローゴールド、RG=ローズゴールド、SG=SAKURAゴールドの略です ※BAILA2021年7月号掲載