読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。
目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第140回は「誹る」の読み方です!
今日のお題【誹る】。
「誹る」、正しく読めますか?
言葉自体、初めて見た人もいるのでは?
■ヒント
「誹る」の意味は
「他人のことを悪く言う。けなす。非難する。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「あの人は会うたびに誰かを誹っている。」
「根拠もなく人を誹るのはやめたほうがいい。」
正解は……
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■正解は…
正解は、「そしる」でした!
■いっぱいある「そしる」!
漢字を部首ごとに分けてみると、ニュアンスが違います。
誹る…非を言う。
譏る…幾つも言う。
謗る…「謗」にはうらむという意味があり、うらみを言う。
同じ意味ですが、何の不満を言うかで使い分けてもいいかもしれません。
小説など文章中に出てきたら、ちょっと意味を考えてみるとおもしろいかも!
取材・文/高橋夏果