読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。
目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第143回は「痴がましい」の読み方です!
今日のお題【痴がましい】。
「痴がましい」、正しく読めますか?
意見を言うときドキドキしながら、言っちゃう言葉です。
■ヒント
「痴がましい」の意味は
「思い上がっていて、生意気である。また、差し出がましい。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「痴がましいようですが、意見させていただきます。」
「ワシに口答えするなど、痴がましいヤツだ!」
正解は……
↓↓↓
■正解は…
正解は、「おこがましい」でした!
■これも、「おこがましい」
「烏滸がましい」の当て字の由来は、はっきりとわかっていないのですが、
かつて中国で、騒がしい人々のことを「烏滸」と呼んでいたこともあり、それを当てたという説もあります。
「痴がましい」は完全なる当て字というのが今のところ有力な説だそう。
どちらを使っても正解なので、覚えやすいほうから覚えましょう!
取材・文/高橋夏果