読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第229回は「倹しい」の読み方です!

今日のお題【倹しい】
「倹しい」、正しく読めますか?
こういう生活をしたいけど、できない…お買い物好きにはジレンマを感じる言葉です。
■ヒント
「倹しい」の意味は
「ぜいたくをしないで、質素だ。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「起業資金を貯めるため、彼女は倹しい生活を送っている」
「今月は倹しく暮らさないといけないのに、新作のバッグをポチってしまった」
正解は……
↓↓↓
■正解は…

正解は、「つましい」でした!
■「倹しい」と「慎ましい」の違い

「倹(つま)しい」と混乱しがちなのが「慎(つつ)ましい」。
音やイメージも似ていますね。
倹しい…贅沢はせず、質素。
慎ましい…控えめな様子。
同じような意味で用いることもありますが、
「慎ましい」のほうは人柄にも使われます。
ぜひ使い分けてみてください。
取材・文/高橋夏果