昔も今も、花柄ワンピースの甘さに少し身構えていてしまうという玲奈。しかし「逆に普段とは違う自分を演出するための服のひとつとして楽しむことを覚えてからは、もっといろんな柄を試したくなるように」。ワンピース/メゾン ド リーファー ジャケット/RRL(ヴィンテージ)(2017年11月号掲載)
まるで体の一部のようになじみ、変化を楽しむことを教えてくれるというデニム。「長くはき込むにつれ、思いがけない穴やほつれが出てくるところに愛着がわきます」。デニム/リーバイス(ヴィンテージ) ニット/ロンハーマン 帽子・ブーツ/ディオール ピアス/セリーヌ(2017年10月号掲載)
帽子はデニム以上に数多くコレクションしているという玲奈。「海や大地をイメージするハットこそ、街でかぶる。都会的なものだけでは表現できないテイストやミックス感を楽しみたいからです」パナマハット/NEWT AT THE ROYAL Tシャツ/オーラリー フォー ロンハーマン デニム/イザベル マラン(2017年7月号掲載)
一枚のブラックミニドレスを、オケージョンにもカジュアルにも自在にシフトさせる玲奈の自在なパフォーマンス力に、私たちはいつも楽しませてもらいました。シンプルな白Tシャツに、フォーマルムードのシルクサテンドレスを重ね、ざっくりラフにはおったビッグジージャンで絶妙にカジュアルダウン。ドレス/ザ・ロウ Tシャツ/HEY&Ho. ジージャン/ヴィンテージ(2017年6月号掲載)
「ドットが好き!」という素直な気持ちと、ともすればもてあまし気味になる特有の甘さを今の自分の年齢になじませるべく、玲奈が選んだのはメンズシャツでマニッシュに取り入れる方法。シャツ/マーガレット・ハウエル ジャケット/ステラ マッカートニー スカート/ディッキーズ(2017年5月号掲載)
ボディにも袖にもたっぷりと生地を使ったリラックスムード満点のバルーンブラウスにシルクパンツで心地よい時間を過ごす日の主役ワードローブは、実はフレグランス。出かける1時間前に愛用のトム フォード ビューティのノワール・デ・ノワールをつけ、外に出るころには自分の肌に止めるくらいのさりげなさに。ブラウス/ジル・サンダー パンツ/リック・オウエンス(2017年4月号)
「これまではどちらかというとピンクを避けてきた」玲奈が、信頼している人に勧められて袖を通したというモーヴピンクのフェイクファーコート。いつもと違う色を着ることで、高揚感あふれる冒険を楽しんでいる自分を感じて。コート/スタイリング/ キャミソール/トゥモローランド デニム/リーバイス(2016年12月号掲載)
年齢に比例し、シンプルな服を選ぶようになるにつれ、デザインやテクニックよりもフォルム選びをするようになったという玲奈。ロングトレンチ×ワイドパンツのバランスに、大げさなくらい丸みを帯びたバルーンスリーブのモダンな遊び心に彼女なりのウィットを感じて。コート/スタイリング/ ニット/ジャンフランコ・フィレ パンツ/ドリス ヴァン ノッテン(2016年11月号掲載)
長い目でファッションを見るとき、自分をよく知っておしゃれを楽しむパリジェンヌから学ぶことが多いという玲奈。「大人になればなるほど、好きな服=自分らしさでありたい。長く愛したような雰囲気になれたら、それがパリシック」。ジャケット/イザベル マラン シャツ・靴/マーガレット・ハウエル デニム/リーバイス(ヴィンテージ)(2016年10月号掲載)