「友情」「女ともだち」についてちょっと考えてみる【前編】

光浦靖子+大久保佳代子 幻冬舎文庫
こういう仕事をしていると、いろいろなテーマを担当し、そのたびにいろいろ勉強になることが多いのです。以前担当した友情テーマで読んだ書籍を紹介してみます。

同じ友情がテーマでもそれぞれ視点が違って面白いものです。

まずは、簡単に読めて、しかも女の友情もいいもんだ!と素直に思える1冊から。オアシズの光浦靖子さんと大久保佳代子さんの往復書簡『不細工な友情』(幻冬舎文庫)です。文句を言ったり嫌いだって言ってみたり、でも気づくと長いつきあいでお互いのことを一番知っている関係になっていたり。読み進めていくと、学生時代の友人に連絡とってみようかな~と思える1冊です。
遥洋子さんの「女ともだち」と岸本裕紀子さんの「女ともだち」
次は、『女ともだち』という同じタイトルのエッセイ2冊。岸本裕紀子さんの『女ともだち』(アスペクト)は“友情もメンテナンスが必要で、大事だと思う関係は大切に大切に育んでいこう”と、心温まるメッセージたっぷり。

遙洋子さんの『女ともだち』(法研)は“あるときは愉快な存在、あるときは勘弁してほしいくらい厄介な存在”の女ともだちについて、ご自身の面白エピソード満載で解説。

どちらにも共通して言えるのは、“なんだかんだ言って、女ともだちがいた方が人生が楽しい!”ということ。

今晩あたり女ともだち誘って飲みに行こうかな~(編集I)

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