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【ガルバト】新グループ「CIRRA(シーラ)」が誕生した最終審査をレポート!【LDHガールズグループオーディション】

【ガルバト】新グループ「CIRRA(シーラ)」が誕生した最終審査をレポート!【LDHガールズグループオーディション】

佐藤晴美さんがプロデューサーを務めたLDHガールズグループオーディション『ガルバト –GIRLS BATTLE AUDITION-』の最終審査が 11月22 日に行われ、デビューする10名が決定! 新グループ「CIRRA(シーラ)」誕生の瞬間をレポートします。

ガルバト最終審査 ステージに立つ候補者

CONTENTS

  1. 観客を前にライブ形式で行われた最終審査
  2. チームごとのカラーが際立った楽曲審査
  3. オーディションを通して、ライバルではなく仲間に
  4. 繋がりの輪が、これからの時代を作っていく
  5. グループ名は「CIRRA(シーラ)」に決定!

観客を前にライブ形式で行われた最終審査

1年前からプロジェクトが始動し、8月からテレビ放送がスタートした『ガルバト』がついに完結。最終審査の会場となった神奈川県・洗足学園の前田ホールには、デビューを夢見る未来のアーティストたちが詰めかけました。候補者たちは今回、初めて観客の前に立ちライブ形式でパフォーマンスを披露することに。

ガルバト最終審査 ダンストラックを披露する候補者

ステージの幕開けは、4次審査の際に課題となったダンストラック。LDHの往年の楽曲がミックスされた曲に合わせ、カラフルな衣装に身を包んだ11人が登場すると、会場からは大きな歓声が。

 

プロデューサーの晴美さんが大切にしていたことのひとつが、協調性。それぞれの個を輝かせながらも、違いを認め合い、お互いをリスペクトする姿勢を丁寧に審査していました。その理念がまさに体現されていたのがダンストラック。スキルが際立つソロ、チームワークを活かしたユニゾンなど、ただただ圧倒されるオープニングとなりました。

ガルバト最終審査 審査員のNAOTO、佐藤晴美、LISA

その後、プロデューサーの晴美さん、EXILEのNAOTOさん、そしてゲスト審査員としてm-floのLISAさんが登壇。晴美さんは「今日は泣いても笑っても最後。だけどここがゴールではなくスタート。すべての瞬間を噛みしめてほしい」とエールを送りました。

チームごとのカラーが際立った楽曲審査

続いて5次審査の課題曲だった「Close」と、最終審査のために制作された「All for Me」をAチーム(HINATA、MYU.S、YURARA、MOMO、TOA、COIRO)とBチーム(YUNA、NIKORI、MYU.Y、KOHARU、MANON)に分かれてパフォーマンス。

  • ガルバト最終審査 候補者のYURARA
  • ガルバト最終審査 候補者のHINATA

Aチームはオーディション中、圧倒的な実力とリーダーシップでメンバーをまとめたHINATAをはじめ、歌の才能を開花させたMYU.Sが安定感のある歌声で魅了。TOAは課題だった自信のなさを払拭し華やかなステージングを見せ、COIROは持ち前のパワフルなダンス、YURARAとMOMOは個性的な声をエモーショナルに表現して堂々とパフォーマンスしました。

晴美さんは「声の個性、キャラクターの個性が光っていて、パフォーマンスを立体的に見せていた。もっといろんな表情をこのチームで見たいと思わせてくれた」と評価。LISAさんは「パワーとエナジーを感じた」と語り、MOMOに対しては「ベリー・ロマンティック! あなたすごくセクシーね。HINATAはパワー・シンガー」と絶賛しました。

  • ガルバト最終審査 候補者のNIKORI
  • ガルバト最終審査 候補者のKOHARU

BチームはAチームよりも一人少ない5人編成でしたが、すでにプロとして活動するYUNAが伸びやかな歌で牽引。艶のある歌声のMYU.Y、歌とダンスに安定感のあるNIKORI、課題だった表情管理の課題を克服し、楽曲に合わせて様々な笑顔を見せたKOHARU、そして歌もダンスも大躍進を遂げたMANONが、息の合ったパフォーマンスを披露しました。

 

晴美さんはBチームについて、「『Close』の繊細な一体感と『All for Me』のスタイリッシュさのコントラストがきれいに描けていて、振り幅を見事にものにしていた。女性らしいしなやかさやラインの作り方がバチっとそろうところがBチームの強みだった」と評価しました。

オーディションを通して、ライバルではなく仲間に

ガルバト最終審査 課題曲のパフォーマンス

そして最後の課題曲は、番組のテーマソングである「one-way runway」のフルバージョン。何度も練習してきた思い入れのある曲を歌う11人は、もはやライバルではなく仲間。「どこに向かえばいいか もう私たちは知ってる」「涙の跡に咲く花 その名前は“smile”」という歌詞どおりに輝く笑顔を見せ、アーティストとしての覚悟と自信をまとっていました。パフォーマンスが終了してステージが暗転してからも、総立ちで見守っていた観客から大きな歓声と拍手が送られ続けたのも印象的。

ガルバト最終審査 課題曲のパフォーマンス中

その光景を見ていた晴美さんの目には、光るものが。「この曲はみんなにとってのエールになればいいと思って作った楽曲。オーディション期間中も、身が擦り切れるくらい何度もパフォーマンスしたと思います。葛藤したこと、乗り越えたこと、背負っているもの、すべてがパフォーマンスにのって、みんなの生き様を感じられる時間でした。候補者ではなく、アーティストとして足を踏み出していると感じられる、ファイナルにふさわしいステージでした」と語りました。

繋がりの輪が、これからの時代を作っていく

ガルバト最終審査 審査結果発表のシーン

1時間におよぶパフォーマンスのあとは、バックヤードで審査会議が。予定の時刻を過ぎても審査発表が始まらず、会場がざわつき始める中、1時間後にようやく結果発表へ。メンバー、晴美さん、NAOTOさんが登壇しました。緊張感が漂う中、晴美さんの口から飛び出した合格者の人数は「11人」。なんと、候補者全員が合格するという結果に。その瞬間、緊張が解けたメンバーはほっとしたのか満面の笑みに。

ガルバト最終審査 候補者のコイロ

ところが続けて、さらなる驚きの報告が。ソロダンサーとして活動していたCOIROから「自ら目指すアーティスト像を真摯に追求したい」との申し出があったこと、その選択を尊重し、最終的に10名でデビューすることが告げられました。

グループ名は「CIRRA(シーラ)」に決定!

ガルバトから誕生した「CIRRA(シーラ)」の集合写真

喜びと戸惑いが入り交ざる中、グループ名も発表。E-girlsの復権を掲げ、憧れの連鎖を作るべく始まったオーディションにふさわしく、「繋がりの輪でお互いに支え合って強くなっていく」という思いを込め、“輪”の意味をもつ”CIRCLE”と、“時代”の意味をもつ“ERA”という二つの単語を合体させた造語で「CIRRA(シーラ)」に決定しました。

 

LDH初の女性プロデューサーとして勇気ある一歩を踏み出し、新たなグループを誕生させた晴美さんは、「人々の喜び、悲しみ、孤独、いろんな感情に寄り添える楽曲を届けて、老若男女に愛されるグループになれるよう一緒に歩んでいきたい」と意気込みを宣言。そして「CIRRAのアイデンティティとして、圧倒的なダンスパフォーマンスも育てていきたい。見ている方が『明日頑張ろう』と思ってもらえる、希望の存在になってくれたら嬉しい」とメッセージを送りました。

 

晴美さんと10人の新たな旅路は、まだ始まったばかり。彼女たちがパフォーマンスを通してどんな新しい時代を見せてくれるのか、これからもBAILAは応援し続けます!

取材・文/松山梢

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