音楽好きのライターKAIDONが、バイラ読者におすすめの音楽をご紹介。今回は、2006年のメジャーデビュー以来、ポップ界の頂点に君臨し続けるテイラー・スウィフトの最新アルバム『The Life of a Showgirl』をピックアップ！
ライター
KAIDON
かいどん●国内外のアーティスト取材経験が豊富で、社会の今を音楽を通して分析するのが得意。最近は、Daniel Caesarの新譜に夢中。
【音楽流行Keyword】Billboard 200
米国で最も権威のある音楽チャート・Billboard。中でも、Billboard 200は、“その週の全米で最も人気のあるアルバム”ランキング。Taylor Swiftの新譜は、全米史上最高の初週販売数で首位を飾り、音楽史に新たな記録を刻んだ。
21世紀の音楽シーンを象徴するポップスターの苦悩と愛、そして覚悟
2006年のメジャーデビュー以来、ポップ界の頂点に君臨し続ける、Taylor Swift。彼女の12枚目のアルバムは記録ずくめで、発売初日には2025年全米で最も売れたアルバムとなり、翌日には全米音楽史上最速のセールス記録を樹立。さらに、今年最大の初日ストリーミング数も達成した。本作は、人間関係や愛、名声などについてを綴った曲がそろう。中でも、本作のクライマックスを飾る「The Life of a Showgirl」は、新世代ポップスターのSabrina Carpenterを客演に迎えた必聴ナンバー。ショーガールが賞賛の裏に抱える苦悩を赤裸々に吐露しつつ、アウトロでは、それでもなおステージに立ち続けることを覚悟をもって選ぶ姿が浮かび上がる。その強い意志とタフネスに、胸を打たれる。
ALBUM
『The Life of a Showgirl』Taylor Swift
12/12発売 通常盤 ￥3300
ユニバーサル ミュージック
シェイクスピアの悲劇「ハムレット」を題材にした「The Fate of Ophelia」や「Elizabeth Taylor」など、ドラマチックな全12曲を収録。
【プロフィール】Taylor Swift
1989年12月13日生まれ、米・ペンシルベニア州出身。グラミー賞を14度受賞。’24年、東京ドーム4日間連続公演を達成。
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ALBUM
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Sony Music Labels
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ALBUM
『DEAR MYSTERIES』TOMOO
発売中
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ポニー・キャニオン
安心感をくれるアルトボイスが魅力のシンガーソングライター・TOMOO。本作は、日常の中にある感情のきらめきや揺れを丁寧に描いた、ポップで温かい全12曲。「あわいに」は、自分を見失いそうなとき、心に余白を与えてくれる。
イラスト／AZY ※BAILA2026年1月号掲載
BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。
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