アメリカで生まれ育ったオールドタイミーな感性をまとう新世代ポップスター！ Benson Booneの2ndアルバム『American Heart』をレビュー【音楽流行キーワード「 #アメリカーナ 」】

2024年に「Beautiful Things」が世界各国で大ヒットし、スターダムへと駆け上がった2002年生まれのシンガーソングライター、Benson Boone。

今年4月に開催されたコーチェラ・フェスティバルでは、Queenのギタリスト、Brian Mayと共演を果たし、大きな話題を呼んだ。そんな彼のマレットヘアや’50〜’70年代を想起させるファッション、鍛え抜かれた肉体美からは、往年のロックスターのようなたたずまいが漂う。

全10曲が収録された待望のセカンドアルバムの中には、アメリカーナ音楽にインスパイアされた楽曲も多く、Bob Dylanの名曲と同名の「Man In Me」も。母への想いを綴った壮大なバラード「Momma Song」では、彼のソウルフルな歌声が深く心を揺さぶる。

2021年、オーディション番組『アメリカン・アイドル』に出演し、注目を集める。同年10月に「Ghost Town」でデビュー。

ALBUM
『GREATEST FIVE』　RIP SLYME
7/16発売
初回限定盤￥5500
ワーナーミュージック・ジャパン

RIP SLYMEが、メジャーデビュー25周年イヤーを記念して、約1年間限定で5人体制での活動を再開。ベストアルバムには「楽園ベイベー」や「熱帯夜」といった名曲や、新曲「どON」など、“適当の美学”を感じさせる48曲が収録。

ALBUM
『あえか』　jo0ji
7/9発売
通常盤￥3300
Sony Music Labels

地元・鳥取の漁港で働きながら活動する、2025年最注目アーティスト、jo0ji（ジョージ）。彼のデビューアルバムには、懐かしさと新しさが共存した叙情的な曲がそろう。波音から始まる「眼差し」は、故郷の風土を感じさせる必聴曲。