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結婚するなら“穏やかな好き”を探して【30代で好きな人と結婚する方法②】

結婚しなくても幸せになれる時代。私たち、そんなことはわかっています! 結婚願望アリ女子は、それでも結婚して幸せになる人生を望んでいるんです。なのに、なぜ、こんなに道が険しいの……婚活に疲れたBAILA読者に男性学の第一人者、田中俊之さんがアドバイス。幸せな未来への道しるべが、ここに!

アドバイスしてくれたのは…

男性学者 田中俊之さん

1975年生まれ、男性学研究者。大正大学心理社会学部人間科学科准教授。男性の生きづらさについて研究する社会学者。著書に『男がつらいよ絶望の時代の希望の男性学』(KADOKAWA)など。

婚活アプリの検索よりアドレス帳の独身男性

結婚するなら“穏やかな好き”を探して【30代で好きな人と結婚する方法②】_1

「“恋愛結婚”をひとつの単語だと思っているのが問題だと思うんですよね。恋愛は不平等で非日常なもの。一方で結婚は平等であるべきで、日常です。つまり恋愛と結婚は、本来すぐには結びつかないものであるはずなんです」


男性学の第一人者・田中さんはそう分析する。好きな人と結婚するのは、そもそも難しいということ?

「いえ、恋愛から結婚に進むにあたっては調整が必要だというだけです。恋愛の多くは男が誘う、女が誘われるという関係があり、“次はあるかな”とか“来てくれるかな”という不平等があるからこそときめきが生まれるんです。しかし、結婚をしたあと、家事や育児をどうするかという話し合いには平等が必要です。恋愛の関係性を持ち込むと、仕事や家事まで不平等になってしまい、バランスがおかしくなる可能性があります。それでは“幸せな結婚”とは言えませんよね。つまり、好きな人と結婚するには、この不平等から平等への調整をスムーズにできる相手と恋愛をする必要があるんです。そう考えると、燃え上がるようなときめきをくれる人ではなく、穏やかに支え合える人を探すべきですね」


そして、その相手の見つけ方は意外にも簡単だと田中さんはいう。

「スマホのアドレス帳の、結婚していない男性を見ればいい。日常をともにできるかを判断するには、相手がどんな人かわかっているかが重要です。だから、昔から知ってる独身者ってかなり有力なんですよ。少なからずいい人だと思っているから、今もアドレス帳に名前が残っているのだと思いますし、婚活アプリなんかよりよっぽど打率がいいはず。昔からの知り合いだと、共通の知人にあらためて評価を聞くこともできます。“あいつ、金使い荒いよ”なんて教えてくれる知人、婚活で出会った人だったらいませんからね(笑)。選ぶときのポイントは、周りから見てお似合いだと言われるかどうか。主観が突っ走ると、後悔する選択になりがちです。そうやって選んだ相手とデートをしてみて、好きになれる相手を探すのがいちばんの近道じゃないでしょうか」


では、好きな人ができたとき、どうすれば結婚したいと思ってもらえる?

「30代くらいの世代だとどうしても“夫が働き妻と子どもを養う”という意識があるんです。けれど、30代男性の現状を見るととてもそんなことはできない。女性が300万円くらい稼がないと、親の世代と同程度の水準の暮らしはできないんです。なのに、周りからは昔の価値観で稼ぐことを期待される。そのプレッシャーから、結婚を前向きに考えられないんですね。なので、いざ好きな人ができたときに相手に結婚したいと思わせるためには、結婚しても働くと思ってもらうこと。経済的な自立です。それだけで男性の結婚へのハードルは下がると思います」

結婚するなら“穏やかな好き”を探して【30代で好きな人と結婚する方法②】_2

イラスト/いいあい取材・文/東美希構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※2019年BAILA10月号掲載

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