お悩み別に美しく&痩せる食べ方を、話題の美賢者Atsushiさんが伝授。体の中から肌を美しくしてくれる料理&食材はコレ! 外から磨くスキンケアの効果もさらにアップしてくれる。
教えてくれたのは
Atsushi
あつし●ディーゼル、D&G、ヴェルサーチのPRを経て、フリーランスに。現在はファッション&ライフスタイルプロデューサーとして活躍中。主な著書は『#モデルがこっそり飲んでいる3日で2㎏やせる魔法のスープ』『#モデルがこっそり食べている3日で2㎏やせるごちそうサラダ』『モデルがみんな知りたがる美しくなる食べ方の全知識101』(すべて宝島社)。
【お悩み別】美しく&痩せる食べ方・美肌&美白編
Q 美白のためにとるべき食材は?
A 酵素たっぷりのフルーツを“皮ごと”食べること。
ビタミンやミネラルが豊富なフルーツには、サプリメントが到底及ばないほど多くの栄養素が。特に自然界で外敵から身を守ってきた皮は抗酸化成分が豊富で、紫外線によるシミ・シワといった酸化ダメージから守ってくれます。僕はキウイも皮ごといただきます!
Q シミ・シワ・たるみのない肌になりたいです
A スーパー抗酸化成分「アスタキサンチン」ぎっしりのサーモンで老化をストップ!
サーモンに含まれるアスタキサンチンはトップクラスに強力な抗酸化作用があるため、活性酸素を除去し、紫外線によるシミ・シワ・たるみを予防して肌にハリと弾力を与えてくれます。肌の炎症を抑制して肌トラブルを未然に防いでくれるのでまさに食べる先制美容です。
Q 毛穴の開いた肌を引き締めたい!
A 卵とのりのビタミンB群が皮脂バランスを整えてくれる
ビタミンB2とB6は皮脂バランスを整えてくれるので、毛穴を引き締め、ニキビや吹き出ものなどにも効果が。ビタミンB2は卵やのりに、ビタミンB6はサバ・サンマなどの青魚やごまに豊富に含まれている、アラサーのお肌の必須食材です!
Q 肌荒れ・カサカサ肌を回復してくれる食べ物&食べ方は?
A エクストラバージンオリーブオイルは食べる美容液
ダイエット中は敬遠されがちなオイルですが、良質なオイルは肌に潤いを与える大切な成分が豊富。特にエクストラバージンオリーブオイルは、抗酸化作用のあるビタミンEやビタミンA、ポリフェノールも豊富に含んでいるので、内側からエイジングケアができます。
Q 日焼けしちゃったあとや、紫外線から守ってくれるのは?
A 実はトマトよりもリコピン豊富なトマトジュース!
トマトの最大の栄養素であるリコピンは、まだ少し青い状態で収穫する生のトマトよりも、真っ赤に熟してから収穫するトマトジュースのほうが断然豊富。活性酸素をしっかり除去してくれるので、シミ予防に効果的です。温めてオリーブオイルをたらすと吸収がUP。
Q 潤いのあるしっとり肌になりたい!
A 体の中にしっかり水をためること
水を飲まない人がいくら肌の上からスキンケアをしても、細胞は潤いません。最低でも一日1.5ℓ飲むことが、体の中から細胞一つ一つに潤いをチャージするカギに。ジュースなどではなく、ミネラルウォーターやレモンウォーターからとることを意識して。
Q 肌にハリや弾力を与えてくれる食べ物&食べ方は?
A コラーゲンたっぷりの手羽元を骨ごと煮込んでプルプル肌をゲット!
肉のなかでも鶏肉、特に手羽元はコラーゲン摂取に最適の食材。スープにして煮込めば、骨のコラーゲンも溶け出すのでおすすめです。コラーゲンはビタミンCと一緒にとると体内での吸収率が上がるので、必ずレモンを搾るか、食事のときにイチゴを一緒に食べましょう。
Q きめ細かい美肌にしてくれるのは?
A ブロッコリー・小松菜・豆苗。たっぷりの酵素とβカロテンで美肌を育てて!
ブロッコリーや小松菜、豆苗や人参、かぼちゃなどの緑黄色野菜に含まれるβカロテンは、肌のターンオーバーを促しきめ美肌に導くのに欠かせない栄養素。加熱をするとビタミンCと酵素が減ってしまうので、クセのない小松菜や豆苗は生のまま、サラダとして食べるのが◎。
撮影/中垣美沙 ヘア&メイク/今関梨華〈Linx〉 フードコーディネート/田村つぼみ 取材・原文/松山 梢 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2020年2月号掲載