大ヒット漫画『鬼滅の刃』の“柱”キャラには、働くバイラ世代が見習いたい「先輩としての在り方」のヒントが満載。水柱の冨岡義勇に学ぶ先輩力は「普段は厳しいけど、いざというときに助けてくれる」こと。もちろん実際に行動して助けるということも大切なポイント。
お話を伺ったのは
リクルートキャリア キャリアコンサルタント 岩山笑子さん
キャリアや人生観に興味を持ち、2013年に中途入社。約500名の転職サポートを行っている。冨岡義勇推し。
【水柱】冨岡義勇(とみおかぎゆう)
いつもクールで堅実だが、熱さもある。少し天然なところも。
普段は厳しくても最後は助けてくれる
後輩がチャレンジしやすい環境をつくることも、先輩の役割。「何かあったときに目上の人が出てきてくれるという“心理的安全”があると、後輩はのびのびと仕事をすることができますね。指導するだけではなく、実際に行動して助けてあげられるということは、信頼感にもつながるでしょう」
5巻42話
おされながらも戦っていた炭治郎のピンチを助け、鬼を一撃で倒す
後輩の自主性を引き出して育てる
「炭治郎に向けた言葉で、義勇さんはこのあと、“そんなことが通用するならお前の家族は殺されてない”とも言っています。厳しい言い方ではありますが、炭治郎のモチベーションの原点を踏まえた言葉ですね」。後輩の自主性を引き出すには、まず後輩を理解することが必要。
1巻1話
1話の名ゼリフ。禰豆子を殺さないでと土下座する炭治郎を叱咤
10/16(金)公開!劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
原作でも人気が高い「無限列車編」が劇場版アニメに! 舞台は短期間のうちに40人が行方不明になっているという“無限列車”。炭治郎は炎柱・煉獄杏寿郎をはじめとする仲間とともに、鬼と戦うが……?
取材・原文/東 美希 構成/内海七恵〈BAILA〉 ※BAILA2020年11月号掲載
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