毎日の生活でなにげなくやっていることが、実はあなたを太らせる“デブグセ”だった!ちょっとの意識で体が変わる、正しい痩せグセを身につけて来年こそスッキリBODYを手に入れて。今回は生活習慣編。「朝起きたらまず朝日を浴びる」「推しやペットにキュンキュンする」など、痩せるために欠かせないハッピーマインドになれる6つのテクをご紹介します。
教えてくださったのは
工藤内科医師 工藤孝文先生
工藤内科にてダイエット外来を担当。『工藤孝文式 神ダイエット』(辰巳出版)など著書も多数。
こんな“デブグセ”心当たりありませんか?
☑スーパーなどでおいしそうなものがあるとつい余計に買ってしまう
☑毎晩夜更かしして朝が弱い
☑お盆や正月、連休は必ず太ってしまう
☑イライラしたり心配事があるとつい食べてしまう
☑身のまわりにいつも食べ物を置いている
☑つきあいで食べることが多い
《痩せグセ11》休日はプチ断食
休日に取り入れたいのがプチ断食。「マウス実験で、断食には体重を落とす効果があることがわかっています。休日の1〜2日、固形物はとらず、水やお茶、スムージーなどの水分だけにするプチ断食がおすすめ。断食後は汁物やおかゆにし、徐々に食事を戻して」
《痩せグセ12》「推し」やペットにキュンキュンする
「推し」やペットにキュンキュンするのも実は痩せグセ。「キュンキュンすると愛情ホルモンの“オキシトシン”が分泌され、ストレスが減るので、ストレス食いが防げるのです。愛情を注げる対象を見つけてキュンキュンする機会を増やしましょう」
《痩せグセ13》朝起きたらまず朝日を浴びる
朝起きたら朝日を浴びることは必須の習慣。「太陽光を浴びると幸せホルモンのセロトニンが作られて心が落ち着き、甘いものを食べたい欲求が抑えられます。日照時間が短い冬は特にセロトニン不足になりやすいので朝はまずカーテンを開けて」
《痩せグセ14》寝る前におなかをへこませるドローイン
寝る前の痩せグセがドローイン。「あおむけで両脚を腰幅に開き、鼻から大きく息を吸っておなかをふくらませ、口からゆっくりと息を吐きながらおなかをへこませます。これを繰り返すと、副交感神経が優位になって熟睡できるうえ、ポッコリおなかも解消」
《痩せグセ15》大食いの人との食事でつられ食いしない
大食いの人との食事で気をつけたいのが“つられ食い”。「大食いの人と一緒に食事をすると自分の食べすぎの基準も上がり、少食の人と一緒だと基準が下がる傾向が。つまり食べすぎは感染します。大食いの人との食事のときは冷静に」
《痩せグセ16》睡眠時間は7時間を死守
「睡眠時間が短いと、食欲を抑えるホルモン“レプチン”は低下し、食欲を増進させる“グレリン”が増えます。グレリンが増えると高カロリー食を求めやすくなるともいわれています」。痩せるためにはちゃんと寝ることを意識的にクセづけしてみて。
撮影/伊藤奈穂実 イラスト/沼田光太郎 取材・原文/和田美穂 構成/内海七恵〈BAILA〉 ※BAILA2021年1月号掲載
【BAILA1月号はこちらから!】