Magazineマガジン

  1. BAILA TOP
  2. テキスト

【WEB限定】元宝塚花組トップスター明日海りおさんが語る「女優としての一歩」と「エリザベート」

元宝塚花組トップスター明日海りおさんが3月12日発売のBAILA4月号に登場! 発売に先駆けて、「@BAILA」でWEB限定のスペシャルインタビューをお届けします。

元宝塚花組トップスター明日海りおさん。退団後約1年を経た今、BAILAに語ってくれたこと

宝塚歌劇団を退団後、女優として活躍する明日海りおさん。2月末には主演ミュージカル『ポーの一族』が大千秋楽を迎えたばかり。映像作品では連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)、ドラマ『青のSP』(関西テレビ放送)が放送中。
大活躍の明日海さんに、BAILA4月号(3月12日発売)にてロングインタビューが実現!退団後約1年を経た心境の変化や、この春出演予定の『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』について、お話を伺いました。

撮影では、待ち時間もPC上で自らの写真を真剣にチェック。求められていることを把握、吸収しようとひたむきに努力する姿勢が印象的。インタビューでは自分の気持ちを正直に伝えようと、言葉を選びながらじっくりと語ってくれた明日海さん。今回は本誌に先駆けて、載せきれなかったインタビューをWEB限定で公開します!

元宝塚歌劇団花組トップスターの明日海りおさん

あすみ りお●1985年6月26日生まれ、静岡県出身。2003年、宝塚歌劇団入団。2014年、花組トップスターに就任。2019年11月に退団。現在は女優として活躍。連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)、『青のSP』(関西テレビ放送)が放送中。『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』(2021年4月5日〜4月11日、4月17日〜5月5日)に出演が決定!

「退団後の映像作品、舞台を振り返り、今改めて思うこと」

―まずは今日の衣装の感想を聞かせてください。

お衣装って、本当に自分を変化させてくれるなぁと改めて思いました。今回の衣装の色でもある白は着る機会がとても多いんですけれども、ライティングやヘアスタイル、メイクの感じでまた違った自分になれる感覚がありました。カメラマンさんも初めて撮っていただく方で、とても刺激的な撮影でした。

―ミュージカル『ポーの一族』の大千秋楽を迎えたばかり。アラン役の千葉雄大さんとの共演はいかがでしたか?

千葉さんの普段の様子は、私と似ているのかな。よくしゃべるタイプではなくて、割と物静か。私に合わせてくれたのかもしれないですが、2人でしゃべるときは本当にゆったり。でも反面、舞台上ではいろいろ仕掛け合い、お互いが作用を受けながら芝居する感じ。千葉さんはナチュラルに、リアルタイムで変わっていくので、「こういうふうに変わってきたな」とか、「変えてきたな」と私もいい刺激をもらいました。

―ドラマ『青のSP』にも出演中ですね。主演の藤原竜也さんの印象は?

スタートがかかるまでは本当にラフにいてくださる方。その切り替えが素晴らしくて。だから監督さんからの信頼も厚く、現場も和やかに進んでいくのだろうなと思いました。現場には他にも本当に魅力的な役者さんがたくさんいて感激しました。毎回新しいメンバーと出会えて、それぞれ個性が異なる素敵さがある。盗めるものは、全部盗みたいです。「なるほどな、こういうふうにいたら素敵なんだな」とか、「こういうところを計算して演技しているんだな」と。本当に勉強になりました。

―出演中の連続テレビ小説『おちょやん』の役柄は舞台役者。宝塚時代から磨いてきた“声”をいかせましたか?

『おちょやん』は大人数ですし、座員とのシーンでは男性の声がすごく通る。なので、私も負けじと声を張っていました。映像作品だけどあまり声のボリュームを下げずに演じられた、と思っていたのですが、『ポーの一族』の稽古に入ったときに、腹式での深い声が出しづらくなっていて、語尾までしっかり言い切れなかったことがあって。ビックリしましたね。

反対に、『ポーの一族』の公演中に『おちょやん』の撮影に行ったときは、意識しなくても声が必要以上に通ってしまう感覚もありました。

映像と舞台、声の出し方に違いは感じましたが、私の役、高峰ルリ子は、舞台上でのお芝居のシーンで大きな声を要求されることも多い役柄。映像用の声、舞台用の声、両方使えてラッキーでした!

―女優業を約1年経験して、思うことは?

日々学ぶことがたくさんあります。今はまだ、ようやく落ち着いて現場にいられるようになってきたところ。ここからはちゃんと冷静な目で引き出しを増やしていけたらいいなと思っています。映像を経験して舞台に戻ってみると、ここは絶対こうじゃなきゃ、こうしてほしい、ああしてほしい、照明さんにこのタイミングを言わなきゃとか、指揮の先生にここを合わせてもらわなきゃ!といった具合にこだわりがどんどん出てくるんです。映像や他のお仕事のときも、そういうことに気づけるように成長したいですね。

「舞台に映像……忙しい今のプライベートは?」

―多忙な毎日、日々の癒しは?

愛猫のゴロゴロ音(笑)。舞台の間は静岡の実家に預けていて、長らく会えていないのですが……。静岡でゆるりと過ごして野生化してると思います(笑)。今の癒しは親から送られてきた動画。猫ってゴロゴロ言うじゃないですか。あのゴロゴロ音を耳元で再生しています。聴くと落ち着くんですよ。猫のゴロゴロ音には、癒し効果あるのかもしれませんね。

―最近のお休みの過ごし方は?

最近だと大みそかと元日がお休みだったのですが、お掃除を頑張りました。お掃除は好きじゃないのでずっとためていたのですが、やっぱり長い間、家を公演で空けるので、何としても片付けなきゃ、と。すごく部屋が荒れていて、(舞台『ポーの一族』の)初日が始まるし、新しい年を迎えるのに、散らかっていたら縁起悪い気がしたので……。でも結局間に合わなくて、元日もずっと掃除してました(笑)。でも頑張って掃除しておいたおかげで、東京公演で帰ってきたときに気持ちが良くて。これからもキープできるように頑張ります!

「再び巡り合えた『エリザベート』への想い

―『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』では、トート、エリザベートの二役に挑戦。花組時代の娘役トップたちとの再タッグや宝塚時代の同期とのスペシャルな競演など、見どころ満載ですね。

まさかまた一緒に演じられるなんて……と、すごくうれしいです。初めての組み合わせも楽しみです。ガラ・コンサートではひとつの役をさまざまな方が演じます。いろんなバージョンがあるのが面白いですよね。

―『エリザベート』は宝塚時代に、花組トップスター就任のお披露目公演でも演じた記念すべき作品ですね。

あのときは花組から離れる人がたくさんいて私のお披露目どころではなかったし、『エリザベート』自体も宝塚歌劇団では数年ぶりの上演だったのでプレッシャーも感じていました。花組で私が主演していいのだろうか?と躊躇する気持ちも。でも今なら、歌も技術的なことも当時よりいろいろ学んできたので、演じるのが楽しみ。こうしてまた巡り会うことができて、感慨深いです。

3月12日発売のBAILA4月号では、約1年の軌跡を振り返る明日海さんの言葉をお届けしています。これまでとは違ったイメージで白を着こなす美麗カットにもご注目ください!

ジャケット¥176000・ドレス¥803000/イザ(ヌメロ ヴェントゥーノ) 

撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉 ヘア&メイク/山下景子〈KOHL〉 スタイリスト/大沼こずえ〈eleven.〉 取材・文/櫻木えみ 構成/斉藤壮一郎 

Rankingランキング

  • ALL
  • FASHION
  • BEAUTY
  • LIFESTYLE
  • EDITOR'S PICK

Magazineマガジン