「新しい日常」が日常になって早1年以上、美容に求めるもの、理想とする美容のあり方はガラリと変化。高感度美マニアとしても注目を集める宇垣美里さんに、進化した“今の時代の美容論”を直撃!
宇垣美里はニューノーマルで「ベースは薄く目ヂカラはUP!」
「マスクをしているとどうしても口もとが隠れてしまうので、目もと、眉を主役にすることが圧倒的に増えました。もともとアイシャドウでグラデにするのが好きなので、アイホールはシャドウでほどよい陰影をつけて目力を盛り上げつつ、ラインは抑えめに。肌は極力薄く、ベタつかず、さらっと仕上がるクッションとパウダーにシフト。ヨレない、くずれない、っていうコピーが以前よりがぜん気になるようになりました」
Q1.ニューノーマル時代の愛用コスメは?
A ディオールのシャドウとアディクションのグロス
「ディオールのサンクの新作は必ずチェック。ディオールならではの華やかさ、キラキラ感、肌なじみが大好き。アディクションのグロスは、マットリップに飽きた今のマイブーム。見せる機会がなくても、“可愛いグロスをつけてる!”って、自分の中で楽しめればOK」
(左)「サンクの新作にはいつも惹かれる」。サンク クルール クチュール 429 ¥8360/パルファン・クリスチャン・ディオール
(右・中)「右のあと中を重ねづけ。涼やかなツヤときらめきが最高」。(右)リップオイル プランパー 101 AttractLuck・(中)同 102 Love and Desire 各 ¥3300/アディクション ビューティ(限定品)
Q2.落ちないリップのお気に入りを教えて!
A アンプリチュードのリップコートはものすごく頼れる!
「好きなリップを塗ったあと、アンプリチュードのリップコートをつけるだけでリップのもちが断然アップ。つやんと仕上がって乾燥やリップ浮きも防げてすごく便利」
「少量重ねるだけでもちが全然違う。これで夏っぽいヘルシーなツヤが足せるのもいい」。クリア リップコート ¥3630/アンプリチュード
Q3.マスク顔でも好印象をかなえる必須アイテムは?
A 血色カラーラインを影っぽく入れる&淡色チークを広く入れること
「目もとの印象が高まるのに濃く見えないテクとして、ボルドーのカラーライナーを入れるのにハマり中。色とか線というより、血色感のある影をまとう感じで使うのがコツ。チークは隠れてしまうことが多いから、これまでより淡い色を薄く広めに入れるようにすると、血色感がチラ見えして健康的な顔色に」
(左)「ちょうどよく締めて血色も与える便利カラー」。シュアネス アイライナーペンシル 02 ¥3080/セルヴォーク
(右)「肌なじみのいいローラをヘビロテ中」。ブラッシュ カラー インフュージョン 14 ¥3850/ローラ メルシエ ジャパン
Q4.withマスクの夏肌、ベースメイクのこだわりは?
A カジュアルな肌に仕立てるクッションファンデに、ハイライトをお粉代わりに
「肌はNARSのクッションが今の気分。ちゃんとカバーしてくれるけど軽くて、カジュアルなみずみずしい肌に見えるから。この上からパウダータイプのハイライトをフェイスパウダー代わりに。さらっと仕上げなのにつやつやしたお肌に見えますよ」
(上)「べたっとつかないところもマスク向き」。ピュアラディアントプロテクション アクアティックグロー クッションファンデーション SPF50・PA+++ 全6色 ¥6600(セット価格)/ナーズ ジャパン (下)「パウダーならではの清潔感漂うさらっと感とツヤを同時に」。レオスールデクラ 17 ¥8640/クレ・ド・ポー ボーテ
Q5.日中のお直しに便利なアイテムは?
A ジバンシイのクリームミストをつけるだけ
「普段の生活ではあまりメイク直しはしません。その代わりにジバンシイのクリームミストを乾燥が気になったときにメイクの上からひとふき。化粧水だと逆に乾燥してしまうけど、これならしっとり感も。香りも大好き」
「もう何本もリピート。家で過ごす日や飛行機の中でもお役立ち」。ランタンポレル ブロッサム クリーム ミスト 50㎖ ¥8250/パルファム ジバンシイ
本格女優デビュー!
ドラマ「彼女はキレイだった」
出演/中島健人、小芝風花、赤楚衛二ほか
放送/毎週火曜21時(カンテレ・フジテレビ系)
冴えない少年からイケメンエリートになった長谷部宗介(中島健人)と、優等生の美少女から無職の残念女子になった佐藤愛(小芝風花)の“すれ違う初恋”の行方を描く。宇垣さんはファッション誌「ザ・モスト」の若手ビューティーエディター、須田絵里花を演じる。
宇垣美里
うがき みさと●1991年4月16日生まれ。2014年にTBSに入社。2019年、独立後は数々のメディアで活躍。「彼女はキレイだった」(カンテレ・フジテレビ系)では初の連ドラに挑戦。
ワンピース¥19800/ユナイテッドアローズ カスタマーサービスデスク(エメル リファインズ) イヤカフ¥9680/ノウハウ ジュエリー(ノウハウ)
撮影/吉田 崇 ヘア&メイク/北 一騎〈Permanent〉 スタイリスト/滝沢真奈 取材・原文/通山奈津子 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2021年8月号掲載