J&M Davidson(ジェイアンドエムデヴィッドソン)の新作「アップルバッグ」。間違いなく正解なお買い物に!【エディターズピック vol.115】

久しぶりの自己投資バッグに選んだのは、英国ブランド「J&M Davidson(ジェイアンドエムデヴィッドソン)」の新作”アップルバッグ”

いわゆる「いいバッグ」は手にするだけで気分が高揚する、日々の原動力。

これまではときめき重視で選んでたけど、今回は私にしては慎重に「どう使うか?」「今の自分に合っているか?」「結局、便利なのか?」・・・検討を重ねて決めたところ、間違いなく正解なお買い物に!



大人のバッグ選びは「自分と向き合うこと」かも?

これまで特別なバッグを購入したのは誕生日や年齢の節目、仕事の区切りなど。自分の思い入れのあるタイミングに、その意味を新しいバッグに託したり「こんな自分になりたい」という願望を込めたり、いわば"気持ち先行型"。

「素敵な靴が素敵な場所に連れていってくれる」という言い習わしのように、バッグにもまた、持つ人を引っ張ってくれるパワーがあると、今も信じている。のですが。
ですが!
靴はもちろんバッグだって今どき、使い心地が大事。いくら憧れが詰まっていても、ずっしりと重すぎれば、かさばる荷物を持ち運ぶ役割には不適任なんですよね(悲)
逆に、どれだけ荷物を持ち運ぶのがラクでも、気分の上がるバッグであることも譲れない・・・

ということで、まずは今の自分にとって、本当に必要なバッグの条件を整理してみることにしました。

仕事用バッグの選びかた1 使いやすさ

私の場合はノートパソコンとiPad、A4ファイルが毎日バッグに入っているので、平たくてそれなりに大きいそれらがすっきり収まり、スムーズに出し入れできることが重要。
さらにそこへ細かい荷物をポンポンッと放りこめるようなオープンなタイプだと便利で、そのためにはバッグが自立することもポイント。そしてその荷物を収めた重たいバッグを肩にかけたい!


いわゆるお仕事用トートバッグがこれに当てはまるのですが、横長トートに肩にかかるハンドルという組み合わせが意外と見つからない。
しかも、パソコンなどを出し入れするとき、縦長の方が自分にとって使いやすい、というのも最近気づいた事実。

仕事用バッグの選びかた2 軽さ

上述のような荷物構成のため、荷物をなるべく減らしたり軽量化の工夫ができたらベター。でも、まずは使い慣れたガジェットのままで快適さが増すバッグがあるならそのほうが断然ラク!

軽さという点では、キャンバス素材のトートバッグやメルカドかごバッグも優れているけれど、仕事という意味ではどうなんだろう?という悩みも。


仕事用バッグの選びかた3 大人っぽさと品の良さ

あえていうなら、スニーカーにもローファーにも、パンプスにも合うバッグ!

カジュアルな日にはバッグで大人らしさを足したいし、どこかシュッとした部分がほしい。だけど同時にかっちりしすぎない雰囲気が好き。

レザーのきちんと感も好きだけど、取り扱いに緊張しちゃいそうなデリケートなものはハードルが高い。



で、このバッグ。
満点だったんです💮



色はウォームトープ。ニュアンスのあるグレイッシュなベージュです。

J&M Davidson(ジェイアンドエムデヴィッドソン)の”アップルバッグ”とは!

長方形の底を基準に、ボックス型にも、逆三角形のバケツ型にも変形する"器の広さ”も魅力のひとつ!

シンプルやカジュアルなおしゃれに効くトート、という点において「J&M Davidson」はとびきり頼もしい存在♡

ブランドを知ったのは30代半ばに差し掛かった頃で、上質な素材と、遊び心と洗練を兼ね備えたデザイン、軽やかな“持ち心地”にたちまち夢中に!
これまでには丸底トートの“デイジーミニ”や横長の大きめトートを使ってきました。

そして、今シーズンの展示会で新作の“アップルバッグ”にご対面。
収穫したりんごを入れる袋をモチーフにした、バケツのようなおおらかなバッグ。
カラーバリエーションはつややかなカーフレザーのブラック、まさにりんごのようなブリックレッド、青りんごのようなオリーブと、キャンバスを切り替えたベージュカラーの4種類。
アイコニックな“カーニバル”や”ザ フリンジ”とは対照的な、ざっくりとした仕様とすっきりとしたフォルムの新鮮さに惹かれつつ、その日は「名前がかわいいな」と好印象を持って帰宅。このときにきっともう“りんごのバッグ”は心に残っていたんだと思います。

久しぶりにバッグを買いたいと検討していたころ、スタイリストさんが撮影にリースしてくださって再会したのがこのウォームトープカラー。コーディネートに合わせているのを見て、展示会ぶりに手に持ってみて、にわかに「これかも!」「これだよ!」「これでしょ!」と盛り上がる脳内会議。

いそいそと見に行ったショップでは
✔ 自分のノートパソコンが入るかどうか
→余裕! A4がジャストなのでバッグの中でガタガタしなさそう!
✔ ハンドルを肩にかけるとどんな感じか
→肩にかけたまま中をのぞける。厚地のコートでも余裕がありそう!
✔ バッグ自体が重くないか
→大きさに比して、半面がキャンバス地なのでその分軽い!
と、くまなくチェック。(自分内)満場一致で購入と相成りました!


買ってから気づいた”アップルバッグ”のここが使いやすい!

長方形のソールを基点にしたゆるやかなフォルムは、体に沿いつつ自由がきくのが使いやすく、荷物が多い日もそうでない日も対応可能。

さらに長めのワンハンドルは肩にかけてよし、肩にかけたままで中から物を取り出すのによし!
荷物が重くなりやすいから、ハンドルは短く幅広なほうがラクなもの。という思いこみがありましたが、丸みのあるやや細いハンドルは肩にかけたときの安定感がちょうどいい◎

BAILA10月号の「ミュベール」のりんご柄ボンディングケースを、手帳や文具、イヤホンなどパソコンまわりの細々したものをまとめるのに使い、iPadと一緒にバッグにおさめれば、アップルバッグ×アップル柄×アップル社の秋のりんご祭り状態に🍎


特別なバッグを手に入れるといつも「もう永遠にこれでいい」と満たされるのですが、今回はその確信がいつになく強いのは、ときめきだけでなく安心感を託して手に入れたものだから。ニットに、コートに、その先の来夏はTシャツに合わせて・・・少し先の未来がぐっと楽しみになるバッグです☺

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